2015年11月25日    柔和な滋賀里の大仏

 
柔和な滋賀里の大仏  「滋賀県にもちょっとした大きさの大仏さんがある」と聞き、滋賀里を訪ねてみた。「志賀の大仏」と呼ばれている。

 京都と近江を最短につなぐ旧山中越(志賀の山越)の途中に鎮座されていた。当時、この道は多くの人や物の往来があり、峠の道中の安全を守る道祖神として、高さ3.2mの大仏がつくられた。13世紀頃の作といわれている。

  一度訪れてみては。
当時は賑わっていたが、今では人の気配もない、とても静かなところ。じっくりと眺めてみると、一番多く礼拝されている見慣れた阿弥陀如来坐像の大仏さん。直ぐに親しみが湧き、とてもやさしい顔つきであった。

 滋賀県大津市滋賀里町甲 京阪滋賀里駅より山手に向かって歩いて20分。滋賀里駅は、京阪電気鉄道石山坂本線の駅。

柔和な滋賀里の大仏










同じカテゴリー(磨崖仏など石仏)の記事画像
飛鳥のミステリーストーン巡り
ほっておけない顔/富川摩崖仏
石山観音の魅惑的な半跏像
金勝山山麓の逆さ観音
鵜川四十八体石仏群・滋賀
狛坂磨崖仏を訪ねて
同じカテゴリー(磨崖仏など石仏)の記事
 飛鳥のミステリーストーン巡り (2020-03-21 04:08)
 ほっておけない顔/富川摩崖仏 (2018-05-09 09:08)
 石山観音の魅惑的な半跏像 (2013-03-31 14:01)
 金勝山山麓の逆さ観音 (2012-04-04 11:52)
 鵜川四十八体石仏群・滋賀 (2012-01-21 11:50)
 狛坂磨崖仏を訪ねて (2011-10-30 17:44)

Posted by nonio at 16:54 │Comments( 0 ) 磨崖仏など石仏
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。