紅葉の時期、12号線栗東信楽線を走らせ、大津市の南東部の山間にある三筋の滝を目指した。
田代川に沿って車を走らせていると、ふいに滝の看板を見つけた。が、自動車の駐車する場所が見つけられず、行き過ぎてしまった。戻ってくると、駐車場とは言い難いが、わずかに路肩が広くなったところがあった。
車を降りて、滝音がする遊歩道を下ると、木陰から三筋の水流が眼に入ってきた。滝前まで行くにはあまりにも急峻な地形なので、下降を断念。水平につけられた歩道を行けるところまで進むと、右手に、滝が3本並んだ絶好のビューポイントがあった。落差こそあまりないが、水が勢いよく大釜であった。
行き止まりの歩道から、一旦道路に戻り、東海自然歩道の休憩所が置かれた滝の上部にいった。覗いてみると水量もあり迫力があった。




田代川に沿って車を走らせていると、ふいに滝の看板を見つけた。が、自動車の駐車する場所が見つけられず、行き過ぎてしまった。戻ってくると、駐車場とは言い難いが、わずかに路肩が広くなったところがあった。
車を降りて、滝音がする遊歩道を下ると、木陰から三筋の水流が眼に入ってきた。滝前まで行くにはあまりにも急峻な地形なので、下降を断念。水平につけられた歩道を行けるところまで進むと、右手に、滝が3本並んだ絶好のビューポイントがあった。落差こそあまりないが、水が勢いよく大釜であった。
行き止まりの歩道から、一旦道路に戻り、東海自然歩道の休憩所が置かれた滝の上部にいった。覗いてみると水量もあり迫力があった。




所在地
甲賀市信楽町田代
北アルプスの乗鞍岳に行く機会があったので、出かけた。
標高1,800mの乗鞍高原では紅葉が綺麗に色づき始めていた。高原内には至るところに見所があり、「まいめの池・湿原のような偲ぶの池」「三本滝」そして、乗鞍エコーラインで乗鞍岳頂上(畳平)を訪れた。
一の瀬園地の中程にあるレストラン「座望庵」の隣にある公園駐車場からすぐのところにある「まいめの池」は、乗鞍高原を代表する撮影ポイント。ここは標高約1,450mにあり、紅葉の時期は早く、例年10月上旬に紅葉が始まり、既にピークを迎えていた。
夜明け前だと言うのに、何処からともなく大勢のカメラマンが集まっていた。水面に乗鞍岳の山影が映り込むことなく、ありきたりの紅葉風景だが、忙しげにシャッター音がしていた。




次に訪れたのが、日本の滝百選の1つに選ばれた「三本滝」。
小大野川、黒い沢、無名沢の3本の河川の合流地点にあり、「三本滝」と言われている。あふれんばかりの渓水が滔々と流れ落ちる光景は圧巻。水しぶきを浴びながら、夢中でシャッターをきった。

乗鞍エコーラインは、一般車は通行止めだが、我々の車は特別仕立ての観光バスとみなされ、通過が許された。
位ヶ原山荘辺りで車窓からナナカマドの葉の赤色、ダケカンバの葉の黄色、幹や枝の白色が印象的であった。標高2700m山頂付近の頂上まで、上がっていくと、霧にかかっていた鈍色の世界から清々しい青色の空が一挙に広がった。
高山での空色は、青空と言っても、きちんと伝えることができないものだ。
「青空」と言う言葉の中に、「空色」という固有の色名すらある。この空色には、青の明度が高く彩度の低いものから明度が低い、濃い色合いの青まで含まれている。だからややこしくなる。
読み方だって、青空は、晴れた日中の空を指し、「蒼空」「碧空」などと書き、「あおぞら」と呼ばせている。
「蒼」は、干した青草のような色、生気の無い青色を指し、遠山のようなくすんだ青色である。「碧」は「みどり」とも読む。だから、色合いとして
青緑を指すので、「蒼」「碧」の漢字の色は、私の求める色合とは違うようだ。
では、青系統の色は漢字として「藍」、「群青」、「紺」、「縹」が当てられるが、私の高山でのイメージする空色は、藍(あい)か縹(はなだ)に絞られる。敢えて言葉で表現するなら、「藍より青し」と言われるように青空の色合いは藍色かな~。
昨年北アルプスに挑んだが、敢え無く2450m地点霧雲に浮かぶ鹿島槍ヶ岳)から撤退、今年も都合が悪く高山に行けなく忸怩たる思いであった。自らの足で登り切ったわけではないが、高山の雰囲気を味わえたのは望外喜びであった。久しぶりの高山の空気を一杯吸い込んだ。


標高1,800mの乗鞍高原では紅葉が綺麗に色づき始めていた。高原内には至るところに見所があり、「まいめの池・湿原のような偲ぶの池」「三本滝」そして、乗鞍エコーラインで乗鞍岳頂上(畳平)を訪れた。
一の瀬園地の中程にあるレストラン「座望庵」の隣にある公園駐車場からすぐのところにある「まいめの池」は、乗鞍高原を代表する撮影ポイント。ここは標高約1,450mにあり、紅葉の時期は早く、例年10月上旬に紅葉が始まり、既にピークを迎えていた。
夜明け前だと言うのに、何処からともなく大勢のカメラマンが集まっていた。水面に乗鞍岳の山影が映り込むことなく、ありきたりの紅葉風景だが、忙しげにシャッター音がしていた。
既に紅葉が始まっていた「まいめの池」

草紅葉の「偲ぶの池」



次に訪れたのが、日本の滝百選の1つに選ばれた「三本滝」。
小大野川、黒い沢、無名沢の3本の河川の合流地点にあり、「三本滝」と言われている。あふれんばかりの渓水が滔々と流れ落ちる光景は圧巻。水しぶきを浴びながら、夢中でシャッターをきった。
日本の滝百選の1つに選ばれた「三本滝」

乗鞍エコーラインは、一般車は通行止めだが、我々の車は特別仕立ての観光バスとみなされ、通過が許された。
位ヶ原山荘辺りで車窓からナナカマドの葉の赤色、ダケカンバの葉の黄色、幹や枝の白色が印象的であった。標高2700m山頂付近の頂上まで、上がっていくと、霧にかかっていた鈍色の世界から清々しい青色の空が一挙に広がった。
高山での空色は、青空と言っても、きちんと伝えることができないものだ。
「青空」と言う言葉の中に、「空色」という固有の色名すらある。この空色には、青の明度が高く彩度の低いものから明度が低い、濃い色合いの青まで含まれている。だからややこしくなる。
読み方だって、青空は、晴れた日中の空を指し、「蒼空」「碧空」などと書き、「あおぞら」と呼ばせている。
「蒼」は、干した青草のような色、生気の無い青色を指し、遠山のようなくすんだ青色である。「碧」は「みどり」とも読む。だから、色合いとして
青緑を指すので、「蒼」「碧」の漢字の色は、私の求める色合とは違うようだ。
では、青系統の色は漢字として「藍」、「群青」、「紺」、「縹」が当てられるが、私の高山でのイメージする空色は、藍(あい)か縹(はなだ)に絞られる。敢えて言葉で表現するなら、「藍より青し」と言われるように青空の色合いは藍色かな~。
昨年北アルプスに挑んだが、敢え無く2450m地点霧雲に浮かぶ鹿島槍ヶ岳)から撤退、今年も都合が悪く高山に行けなく忸怩たる思いであった。自らの足で登り切ったわけではないが、高山の雰囲気を味わえたのは望外喜びであった。久しぶりの高山の空気を一杯吸い込んだ。
乗鞍岳頂上付近(畳平)からの眺望



日を改め先日、K氏から、「伊賀市山畑の白藤の滝が紅葉の見頃になっている」との情報を得て、小雨だったが、再挑戦した。
名阪国道下柘植ICから南へ走った。やがて、左手にある白藤の滝の道標にしたがって、人気のしない山道を上って行くと、「ようこそ白藤滝へ」の標示板を目にした。道路幅が少し広くなった所に自動車を止め、休憩所・トイレの横を通って階段を下って行った。
赤い橋が川をまたいで架けられていた。ここから特別なところであると強調したいのか、丸く反った太鼓橋が据え付けられていた。滝は、垂直に切り立った断崖の落ち口から真っ直ぐに落ち、両側の木々は、聞いていた通り紅葉していた。
水しぶきがかかる滝前の大きな岩まで近づくことができ、妙な感じがした。10m以上の落差がある滝なので、勢いついた水が地面を叩き、掘れるはずなのにと思いつつ、三脚を据え付けて、カメラの諸設定を行った。
特に、 シャッター速度の違いによって、水の流れが様々な表情を見せるので、シャッター速度を念入りに調整した。
スローシャッターにしても明るくなり過ぎないように露出を暗めにしながら、自分なりに満足できる風情のある画を取り込むことができた。
水の流れが白く、絹のように滑らかな白藤の滝