2012年04月04日 金勝山山麓の逆さ観音
金勝山(こんぜやま)は単独の峰ではなく、竜王山(605m)、鶏冠山(491m)などの山系を指す名称で、花崗岩の巨岩が露出した独特の風景を持っています。
この地域には花崗岩が多くあり、壁面には仏像が彫られています。そのひとつに、大津市桐生から金勝寺への参道沿いに磨崖仏があります。鎌倉時代の初め頃に作られた「逆さ観音」です 名前の示すとおり観音さんが逆さになっています。逆さまに彫られた珍しいもので、何か謂われがあるもと思っていました。
が、説明板には『大岩の一端は、下流の「オランダ堰堤」堤築造時、(明治二十二年完成)に石材の不足が生じて、それに使われたのです。そのため後にバランスを失った山上からずり落ちて逆さのなったのです』と説明がされており、なんだー。
現在、この道は遊歩道になっていますが、かって、金勝寺(こんしょうじ)の横参道へ行く道で、この「逆さ観音」は山中での道標の役目となっていたようです。
さて、磨崖仏は観音さんと呼ばれていますが、正式名称は「阿弥陀三尊石仏」なのです。中央が阿弥陀如来、左右に観音・勢至菩薩です。
この地域には花崗岩が多くあり、壁面には仏像が彫られています。そのひとつに、大津市桐生から金勝寺への参道沿いに磨崖仏があります。鎌倉時代の初め頃に作られた「逆さ観音」です 名前の示すとおり観音さんが逆さになっています。逆さまに彫られた珍しいもので、何か謂われがあるもと思っていました。
が、説明板には『大岩の一端は、下流の「オランダ堰堤」堤築造時、(明治二十二年完成)に石材の不足が生じて、それに使われたのです。そのため後にバランスを失った山上からずり落ちて逆さのなったのです』と説明がされており、なんだー。
現在、この道は遊歩道になっていますが、かって、金勝寺(こんしょうじ)の横参道へ行く道で、この「逆さ観音」は山中での道標の役目となっていたようです。
さて、磨崖仏は観音さんと呼ばれていますが、正式名称は「阿弥陀三尊石仏」なのです。中央が阿弥陀如来、左右に観音・勢至菩薩です。
Posted by
nonio
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磨崖仏など石仏
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