2009年09月22日 第2回四季のハイキング「希望が丘を歩く」
第2回四季のハイキング「希望が丘を歩く」9月19日(土)に参加した。 一般に鏡山に入山するガイドブックなどでは、鏡登山口から鏡山山頂へ達し、城山まで北稜を通り、希望が丘西ゲートに通り抜けるコースが紹介されている。しかし、このコースでは、鏡山の本当の良さを体験すには、物足らない。
鏡山頂上から青年の城にかけて東南に山麓が広がっている丘陵地帯は、知る人が知る野趣溢れるところである。起伏がある尾根が鏡山向かって幾重もあり、2ツの善光寺川・荒川を擁した源流がある。規模は小さいが、自然林帯で、倒木も手付かずのまま朽ち、原生林を彷彿させる自然が残されている。そこには、尾根と谷筋の数だけの獣道があり、多分、猪が夜な夜な徘徊しているのであろう..。
谷筋には、夏場でも涸れることなく蛇行しながら小川がさらさらと流れている。川底には、花崗岩が風化し堆積した真砂が真に美しい。小川の周辺には湿地帯もみられ、四季に色々な山野草が咲く。
小川のほとりで腰を下ろし、小川のせせらぎを耳と肌で感じ、さわやかに通り抜ける乾いた風、時には、しっとりと湿り気のある風のなかでの一休みは、深山幽谷の趣があり、 自然の風情に癒されるところである。 この地の魅力に取り付かれている人は何人もいる。兎に角、一歩踏み入れると、どこに向かって歩いているのか検討がつかないほど、ふところを深く感じる。小生、何回も入山し徘徊しているが、いまだにイメージ通りに歩けない。
今回の案内役は、ここを知り尽くした希望が丘職員H氏である。希望が丘青年の城から鏡山新道を通り、ややうみ坂を経由して標高385m鏡山を目指し、奥鳴谷広場に下山し、モトクロ山を越えて青年の城に戻ってきた。9時出発して16時、森林浴をしながら歩き回った。まる1日、参加者は自然を十分に堪能した。
奥鳴谷広場から鳴谷池に流れ込んでいる善光寺川源流沿いにアケボノ草を見つけた。この鏡山山麓で、まさかアケボノ草に出会うとは、思っていなかったので、感動した。
昨年11月、鈴鹿峠の西側の溝干山・坂下峠へと足を延ばした際、奥深い山中の湧き水が流れ出しているところで初めてアケボノ草に出会った。その時、蟻が一目散にアケボノの草にある2ツの黄緑色の斑点の密に寄ってきたそのときの様子を思い出した。→ 魅せられた小世界1 アケボノ草
奥鳴谷広場付近の川沿いのアケボノ草
鏡山一帯の丘陵地は、花崗岩が風化した土壌で、風雨で運ばれやすく土壌がやせており、木が育たないところもある。写真のような特異な裸山も点在している。
モトクロ山に遊ぶ
鏡山頂上から青年の城にかけて東南に山麓が広がっている丘陵地帯は、知る人が知る野趣溢れるところである。起伏がある尾根が鏡山向かって幾重もあり、2ツの善光寺川・荒川を擁した源流がある。規模は小さいが、自然林帯で、倒木も手付かずのまま朽ち、原生林を彷彿させる自然が残されている。そこには、尾根と谷筋の数だけの獣道があり、多分、猪が夜な夜な徘徊しているのであろう..。
谷筋には、夏場でも涸れることなく蛇行しながら小川がさらさらと流れている。川底には、花崗岩が風化し堆積した真砂が真に美しい。小川の周辺には湿地帯もみられ、四季に色々な山野草が咲く。
小川のほとりで腰を下ろし、小川のせせらぎを耳と肌で感じ、さわやかに通り抜ける乾いた風、時には、しっとりと湿り気のある風のなかでの一休みは、深山幽谷の趣があり、 自然の風情に癒されるところである。 この地の魅力に取り付かれている人は何人もいる。兎に角、一歩踏み入れると、どこに向かって歩いているのか検討がつかないほど、ふところを深く感じる。小生、何回も入山し徘徊しているが、いまだにイメージ通りに歩けない。
今回の案内役は、ここを知り尽くした希望が丘職員H氏である。希望が丘青年の城から鏡山新道を通り、ややうみ坂を経由して標高385m鏡山を目指し、奥鳴谷広場に下山し、モトクロ山を越えて青年の城に戻ってきた。9時出発して16時、森林浴をしながら歩き回った。まる1日、参加者は自然を十分に堪能した。
奥鳴谷広場から鳴谷池に流れ込んでいる善光寺川源流沿いにアケボノ草を見つけた。この鏡山山麓で、まさかアケボノ草に出会うとは、思っていなかったので、感動した。
昨年11月、鈴鹿峠の西側の溝干山・坂下峠へと足を延ばした際、奥深い山中の湧き水が流れ出しているところで初めてアケボノ草に出会った。その時、蟻が一目散にアケボノの草にある2ツの黄緑色の斑点の密に寄ってきたそのときの様子を思い出した。→ 魅せられた小世界1 アケボノ草
奥鳴谷広場付近の川沿いのアケボノ草

鏡山一帯の丘陵地は、花崗岩が風化した土壌で、風雨で運ばれやすく土壌がやせており、木が育たないところもある。写真のような特異な裸山も点在している。
モトクロ山に遊ぶ

ひっそりと咲く黄エビネの記憶
キッコウハグマの不思議と自然への探求/鏡山
三上山でホトトギスとの出会い
自然との調和:サギソウの美
オオバノトンボソウの楽園:三上山の攪乱地帯での共生の物語
希望ヶ丘で見つけた貴重なキンラン
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Posted by
nonio
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09:33
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山野草 希望が丘
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