2015年10月10日 真っ赤なナナカマドになった上高地~涸沢
先日、「にっぽんトレキングBest20!秋」と題するTV番組が放映されていた。
5万人に聞いたアンケート結果から、上位3ツは上高地~涸沢・裏磐梯・尾瀬が選ばれた。その中でスケールの大きいカールとその紅葉の美しさから、やはり、上高地~涸沢が一位であった。
私が、この秋の涸沢を知ったのは、昭和30年代であった。 美大の友人が、ここに一週間ほど滞在。新雪の“白”と紅葉の“赤”そして山麓の“緑”、この三色のコントラストの「三段染め」を描いた一枚のハガキを寄せてきた。それで、錦繍の涸沢を知った。当時、秋、ここに訪れるは、一握りの山好きに限られていた。現在では「この秋行きたいトレッキングコース」などの情報が世間に行き渡り、山を嗜む人達も増え、色んな山岳ツアー業者が、大勢の人達を連れて来るようになった。その結果、この時期、爆発的に人が集まってくるところとなった。
明神岳の裾野にある明神池は、唐松が少し色づき始め、透明感にあふれる水面に、これらの木々を映し、静寂が広がっていた。何とも贅沢な時間が流れていた。二人は何を語っているのだろうか・・・・・・。


真っ赤に染まったナナカマド染まった涸沢 カールに立った時、感慨深かった。

オランダ在住の日本人プロのカメラマンが、「今年の紅葉は早まっている。涸沢を写真に撮る場合、どうしてもテントを入れなければならない」と言っていた。
5万人に聞いたアンケート結果から、上位3ツは上高地~涸沢・裏磐梯・尾瀬が選ばれた。その中でスケールの大きいカールとその紅葉の美しさから、やはり、上高地~涸沢が一位であった。
私が、この秋の涸沢を知ったのは、昭和30年代であった。 美大の友人が、ここに一週間ほど滞在。新雪の“白”と紅葉の“赤”そして山麓の“緑”、この三色のコントラストの「三段染め」を描いた一枚のハガキを寄せてきた。それで、錦繍の涸沢を知った。当時、秋、ここに訪れるは、一握りの山好きに限られていた。現在では「この秋行きたいトレッキングコース」などの情報が世間に行き渡り、山を嗜む人達も増え、色んな山岳ツアー業者が、大勢の人達を連れて来るようになった。その結果、この時期、爆発的に人が集まってくるところとなった。
明神岳の裾野にある明神池は、唐松が少し色づき始め、透明感にあふれる水面に、これらの木々を映し、静寂が広がっていた。何とも贅沢な時間が流れていた。二人は何を語っているのだろうか・・・・・・。

偉容を誇る明神岳

真っ赤に染まったナナカマド染まった涸沢 カールに立った時、感慨深かった。

オランダ在住の日本人プロのカメラマンが、「今年の紅葉は早まっている。涸沢を写真に撮る場合、どうしてもテントを入れなければならない」と言っていた。
穂高連峰に陽が当たるモルゲンロート

Posted by
nonio
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08:01
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アルプスなど
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