2014年08月15日 第7回歩いて歩いて琵琶湖一周(柳川緑地公園~彦根駅)
日付 :平成26年5月26日(月)
集合場所 :JR稲枝駅改札出口
コース :柳川緑地公園~彦根駅
距離 :約13km
時間 :4時間(昼食含む)
予約していた「愛ノリタクシー」に乗り込み、前回の終着点柳川緑地公園から彦根駅を目指した。7回目となると参加者の顔ぶれも決まってきた。一回目は、物珍しさもあって14名の仲間が集まった。現在では、その数は半数となった。以前の経験からして驚くほど減ったものでもなく、見立て通りの数になっただけである。


彦根市に向けて真っ直ぐに延びた「さざなみ街道」と左湖岸に沿ってもうひとつ湖畔べりに「近江湖の辺の道」が平行設けられている。時折、二つ道は合流 していた。出来るだけ琵琶湖が見渡せる水辺にある道を選んで歩んだ。柳川緑地公園から柳川町、薩摩町までやってくると岸沿いには、寄せてくる風が強いのであろう、立派な松林が設けられていた。浜独特の匂いを持ったさわやかな浜風を受けながら進んだ。
対岸の比良山系は見通せなかったが、琵琶湖に浮かぶ小さな島が見えた。多景島「たけしま」と呼ばれている。周囲約600mの小さな花崗岩の島で、見る方向によっていろんな景色に見えることからこの名前がついた。

今回のコースは彦根市に向けて淡々とした「さざなみ街道」が真っ直ぐに延びていた。周辺は茫洋と広がっている水田だけ。この日は、生憎前日から雨模様。遠くにある鈴鹿山系の山々の連なりもハッキリせず、目標となるのは、こんもりとした荒神山(標高284m)だけであった。この山塊だけが、湖東平野に残されたようにたたずんでいた。山麓には、曽根沼があり、静かな懐かしいところだ。
この荒神山は、中山道の宇曽川に架かっている歌詰橋からも眺められ、朝鮮人街道を辿っていた時も、この山の東側を通り、日夏の集落を通り抜けたこともあった。いずれにしても、湖東平野の単調な風景が広がる中で、荒神山は、今も昔もここを通過していく人達にとっては、励みの目印になったに違いない。この山塊を通過すれば、新たな風景が現われると期待を・・・・。
この山の中腹は、旗を振って米の相場を決めていた。大阪の堂島の取引米の値が決ると二畳ほどの旗の手信号で京都を経由して彦根まで山々を通して瞬く間に伝達されていた。ここ穀倉地帯は米相場に関わる重要な場所であったのであろう。現在では頂上にテレビ・ラジオの中継局放送塔が立ち並んでいる。平原の中でポツンと存在する荒神山は、何かと利用されてきた特異な山である。
荒神山(彦根)を散策

鈴鹿山系を源として宇曽川、犬上川、芹川が琵琶湖に流れ込んでいる。この3本の川を渡って彦根へ向かった。
「宇曽川」と書いてうそ川。一度聞けば、嘘でなく本当に覚えてしまう妙な川名である。
信長は比叡山延暦寺を焼き討ちした頃、湖東三山にも迫り金剛輪寺も焼き討ち寸前であった。この時 金剛輪寺の住職は、本堂近くの高台で火を燃やさせた。この様子を見た信長は、寺が燃えていると勘違いして兵を引き上げさせた。この時、寺が焼けたように見せかけものであった。この危機を救ったことを後世に伝えるため、『嘘つきの川』として“宇曽川”と命名されたと言い伝えられている。
また、この川は、歌詰橋から年貢米を川で松原港まで運ばせていた。このため「運漕川(うんそうかわ)」と呼ばれ、後に宇曽川と呼ばれるようになったとも言われている。現在では、ほとんど人気もないところであるが、昔は船問屋もあり、にぎやかなところであったようである。
鈴鹿山麓から西に広がる湖東平野は、百済系渡来人によって古くから開かれた水との関わりが深いところである。

当初計画では、城に寄らず彦根港へ行く予定であったが、「芹川のケヤキ並木」を案内することにした。ここを知ったのは、「朝鮮人街道」の道標を調べていた際、一般に「朝鮮人街道」と呼ばれている街道に「朝鮮街道」と掘られた道標を芹川沿いに見つけた。この時ケヤキに出合った。見事なケヤキの巨木と言うより、異様なぐらいでかい老木であった。
なぜ、この芹川の堤防沿いに巨木があるのか分からなかったが、後日調べてみると。
1602年の彦根城築城の時に河川の大工事が行われた。芹川は彦根市街を縦断して、今は干拓された松原内湖に注いでいた。それを城下町の南の防衛線にするため、琵琶湖に直接流すように変更させた。高い土堤が作られ護岸を補強するためケヤキなどの木が、植えられたのだ。今では、樹齢400年近い巨木となり、散策や憩いの場として市民に親しまれている。


「ケアキ並木」の「池州橋」を左折し、にぎやかな夢京橋キャッスルロードを通過して、「いろは松」からゴール地点彦根駅に到着した。
辿ったコースについては、上記の「詳しい地図で見る」をクリック
集合場所 :JR稲枝駅改札出口
コース :柳川緑地公園~彦根駅
距離 :約13km
時間 :4時間(昼食含む)
予約していた「愛ノリタクシー」に乗り込み、前回の終着点柳川緑地公園から彦根駅を目指した。7回目となると参加者の顔ぶれも決まってきた。一回目は、物珍しさもあって14名の仲間が集まった。現在では、その数は半数となった。以前の経験からして驚くほど減ったものでもなく、見立て通りの数になっただけである。
JR稲枝駅改札出口に集合

「愛ノリタクシー」で柳川緑地公園の停留所へ

彦根市に向けて真っ直ぐに延びた「さざなみ街道」と左湖岸に沿ってもうひとつ湖畔べりに「近江湖の辺の道」が平行設けられている。時折、二つ道は合流 していた。出来るだけ琵琶湖が見渡せる水辺にある道を選んで歩んだ。柳川緑地公園から柳川町、薩摩町までやってくると岸沿いには、寄せてくる風が強いのであろう、立派な松林が設けられていた。浜独特の匂いを持ったさわやかな浜風を受けながら進んだ。
対岸の比良山系は見通せなかったが、琵琶湖に浮かぶ小さな島が見えた。多景島「たけしま」と呼ばれている。周囲約600mの小さな花崗岩の島で、見る方向によっていろんな景色に見えることからこの名前がついた。
松並木の防風林帯を歩む

多景島遥か石寺浜並木の表示板

今回のコースは彦根市に向けて淡々とした「さざなみ街道」が真っ直ぐに延びていた。周辺は茫洋と広がっている水田だけ。この日は、生憎前日から雨模様。遠くにある鈴鹿山系の山々の連なりもハッキリせず、目標となるのは、こんもりとした荒神山(標高284m)だけであった。この山塊だけが、湖東平野に残されたようにたたずんでいた。山麓には、曽根沼があり、静かな懐かしいところだ。
この荒神山は、中山道の宇曽川に架かっている歌詰橋からも眺められ、朝鮮人街道を辿っていた時も、この山の東側を通り、日夏の集落を通り抜けたこともあった。いずれにしても、湖東平野の単調な風景が広がる中で、荒神山は、今も昔もここを通過していく人達にとっては、励みの目印になったに違いない。この山塊を通過すれば、新たな風景が現われると期待を・・・・。
この山の中腹は、旗を振って米の相場を決めていた。大阪の堂島の取引米の値が決ると二畳ほどの旗の手信号で京都を経由して彦根まで山々を通して瞬く間に伝達されていた。ここ穀倉地帯は米相場に関わる重要な場所であったのであろう。現在では頂上にテレビ・ラジオの中継局放送塔が立ち並んでいる。平原の中でポツンと存在する荒神山は、何かと利用されてきた特異な山である。
荒神山(彦根)を散策
目印となる荒神山

鈴鹿山系を源として宇曽川、犬上川、芹川が琵琶湖に流れ込んでいる。この3本の川を渡って彦根へ向かった。
「宇曽川」と書いてうそ川。一度聞けば、嘘でなく本当に覚えてしまう妙な川名である。
信長は比叡山延暦寺を焼き討ちした頃、湖東三山にも迫り金剛輪寺も焼き討ち寸前であった。この時 金剛輪寺の住職は、本堂近くの高台で火を燃やさせた。この様子を見た信長は、寺が燃えていると勘違いして兵を引き上げさせた。この時、寺が焼けたように見せかけものであった。この危機を救ったことを後世に伝えるため、『嘘つきの川』として“宇曽川”と命名されたと言い伝えられている。
また、この川は、歌詰橋から年貢米を川で松原港まで運ばせていた。このため「運漕川(うんそうかわ)」と呼ばれ、後に宇曽川と呼ばれるようになったとも言われている。現在では、ほとんど人気もないところであるが、昔は船問屋もあり、にぎやかなところであったようである。
鈴鹿山麓から西に広がる湖東平野は、百済系渡来人によって古くから開かれた水との関わりが深いところである。
歌詰橋から年貢米を運んだ宇曽川

当初計画では、城に寄らず彦根港へ行く予定であったが、「芹川のケヤキ並木」を案内することにした。ここを知ったのは、「朝鮮人街道」の道標を調べていた際、一般に「朝鮮人街道」と呼ばれている街道に「朝鮮街道」と掘られた道標を芹川沿いに見つけた。この時ケヤキに出合った。見事なケヤキの巨木と言うより、異様なぐらいでかい老木であった。
なぜ、この芹川の堤防沿いに巨木があるのか分からなかったが、後日調べてみると。
1602年の彦根城築城の時に河川の大工事が行われた。芹川は彦根市街を縦断して、今は干拓された松原内湖に注いでいた。それを城下町の南の防衛線にするため、琵琶湖に直接流すように変更させた。高い土堤が作られ護岸を補強するためケヤキなどの木が、植えられたのだ。今では、樹齢400年近い巨木となり、散策や憩いの場として市民に親しまれている。
過去に写した芹川のケヤキ並木


「ケアキ並木」の「池州橋」を左折し、にぎやかな夢京橋キャッスルロードを通過して、「いろは松」からゴール地点彦根駅に到着した。
辿ったコースについては、上記の「詳しい地図で見る」をクリック
第18回琵琶湖一周(諸行無常だね)
第17回琵琶湖一周(北小松~和邇駅)
第16回琵琶湖一周
第15回琵琶湖一周(近江今津~安曇川駅)/垂直材のある曲弦ワーレントラス橋梁
第14回琵琶湖一周(マキノ駅~近江今津駅)
琵琶湖に浮かぶ4つの島「ぐるっとびわ湖島めぐり」
第17回琵琶湖一周(北小松~和邇駅)
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第15回琵琶湖一周(近江今津~安曇川駅)/垂直材のある曲弦ワーレントラス橋梁
第14回琵琶湖一周(マキノ駅~近江今津駅)
琵琶湖に浮かぶ4つの島「ぐるっとびわ湖島めぐり」
Posted by
nonio
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