2013年08月02日    野洲川沿いに咲くホタルブクロ

 野山を駆け巡っていると、色んな山野草に出合うものです。花を咲かせると、今まで辺りにひっそりと溶け込んでいた山野草は、にわかにその姿を露わにし始めるのです。元々、花は、その存在を知らせたいのでしょう。目立ちたがり屋なのです。色合であり、匂いであり、さらに、かわった形をしていることもあります。

 ”ホタルブクロ”は、釣り鐘状をした花を下向きに咲かせ、風情ある姿をしています。それ以上に花名が素晴らしい。この袋の中にホタルが入り、点滅しながら青白く輝くホタルが、飛交う様を思い浮かべることができます。幼いころ、夢見たファンタジーの世界がふつふつと湧いてきます。

 かって、野洲川の河口部は、南流と北流に分かれていました。ここに出来た中洲には、「竹生」の地名が付けられました。堤防には、野洲川の堤防を守るために沢山の竹が植えられました名残です。現在も竹藪を見ることができます。 この河辺林は、豊かな手つかずの自然が広がっています。
 ここで、草むらの中に、僅か数輪ですが、”ホタルブクロ”を発見しました。

 ボランティアで竹藪の整備をしている作業仲間から、「この花、何という花か」と尋ねられました。
咄嗟の質問でしたが、「ホタルブクロだ」と意外にもすらすらと答えられ、我ながら戸惑ってしまいました。

 今までホタルブクロはすでには、何回も出会っていました。最初に出合ったのが、数年前、湖北の横岳でした。それも紅葉の頃に寂しく一輪咲いていました。ホタルブクロの名の通り花が咲くのは、蛍の飛ぶ頃、梅雨の時期なのに、秋に狂い咲きしていました。そのギャップがとても印象深く、花名を覚えるきっかけとなりました。

 野洲川の河辺林に咲いていた ”ホタルブクロ”
野洲川沿いに咲くホタルブクロ


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Posted by nonio at 14:22 │Comments( 0 ) 山野草
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