6月中頃になると希望が丘に「ささゆり」が咲きます。最近、少なくなってきていますが、今年も同じところに数本咲いていました。近くに2本の「ノハナショウブ」も咲いていました。
この場所は、のとの千軒登山路を入ったところにあります。
鏡山一帯の湿地にささゆりがあっちこっちに咲きます。1本の茎にひとつの花を付けますが、4ツの花を付けるささゆりがあります。毎年、このささゆりを観に来る愛好家もおられます。
希望が丘に咲く「ささゆり」
この場所は、のとの千軒登山路を入ったところにあります。
鏡山一帯の湿地にささゆりがあっちこっちに咲きます。1本の茎にひとつの花を付けますが、4ツの花を付けるささゆりがあります。毎年、このささゆりを観に来る愛好家もおられます。
希望が丘に咲く「ささゆり」


現在、新型インフルエンザで公共施設が閉鎖されています。このため、パソコンメンバーに「25日(月)会館が休業である旨」をメールでやり取り、昨日は、囲碁同好会のメンバー25名強に「26日(火)福祉センターが…」の電話連絡など、何かと気忙しい。
唯一開放されていた希望が丘・近江富士花緑公園には足繁く通った。尚、希望が丘主催の自然観察会5月24日(日)を予定していたけれど、開催が順延となった以外は、なんら問題はなかった。
近江富士花緑公園については、屋内施設(ウッディルーム、森林のわくわく学習館、里の家)・イベントなど、期間中休業となったが、公園屋外部(園地・駐車場)は通常通り開園(9 時~17 時)された。むしろ、幼稚園・保育園から追い出された小さい子供連れの親子が木製の複合遊具、幼児向けのすべり台などに多くの人が集まっていた。
この間、京都市では、27日(水)までの休校措置を続けていた学校(51校中40校)が繰り上げ26日(火)から再開を発表。無論、大阪府は25日(月)夕、休校措置が解除された。我が滋賀県は、予定通り27日(水)以降感染拡大防止措置を解除する予定である。
新型インフルエンザのお陰で、希望が丘・近江富士花緑公園に出向くようになり、前々から探していた山野草「ジシバリ」を見つけることが出来満足している。
昨年11月16日、希望が丘へ行く途中、水田のあぜ道を通過時にタンポポに良く似た黄色い花のオオジシバリ を見つけた。→ オオジシバリ
オオジシバリ は、よく目立つ花で野原や田の畦で見かけ、”滋賀咲く”のブログでも時折紹介されていた。また、先日、冬季豪雪地帯である赤坂山頂上直下のヤブの中でも見かけた。ジシバリとは「地面を縛る」ことから付いた名前である。過酷な環境でも育ち、繁殖力がいたって強いのであろう。
オオジシバリの葉は、ヘラ形で全体に大きいが、ジシバリの方が小形で葉に丸みがあるのですぐに見分けがつく。この丸みのある葉の「ジシバリ」は、滅多に見かけられない。
ジシバリの花
ジシバリの葉
唯一開放されていた希望が丘・近江富士花緑公園には足繁く通った。尚、希望が丘主催の自然観察会5月24日(日)を予定していたけれど、開催が順延となった以外は、なんら問題はなかった。
近江富士花緑公園については、屋内施設(ウッディルーム、森林のわくわく学習館、里の家)・イベントなど、期間中休業となったが、公園屋外部(園地・駐車場)は通常通り開園(9 時~17 時)された。むしろ、幼稚園・保育園から追い出された小さい子供連れの親子が木製の複合遊具、幼児向けのすべり台などに多くの人が集まっていた。
この間、京都市では、27日(水)までの休校措置を続けていた学校(51校中40校)が繰り上げ26日(火)から再開を発表。無論、大阪府は25日(月)夕、休校措置が解除された。我が滋賀県は、予定通り27日(水)以降感染拡大防止措置を解除する予定である。
新型インフルエンザのお陰で、希望が丘・近江富士花緑公園に出向くようになり、前々から探していた山野草「ジシバリ」を見つけることが出来満足している。
昨年11月16日、希望が丘へ行く途中、水田のあぜ道を通過時にタンポポに良く似た黄色い花のオオジシバリ を見つけた。→ オオジシバリ
オオジシバリ は、よく目立つ花で野原や田の畦で見かけ、”滋賀咲く”のブログでも時折紹介されていた。また、先日、冬季豪雪地帯である赤坂山頂上直下のヤブの中でも見かけた。ジシバリとは「地面を縛る」ことから付いた名前である。過酷な環境でも育ち、繁殖力がいたって強いのであろう。
オオジシバリの葉は、ヘラ形で全体に大きいが、ジシバリの方が小形で葉に丸みがあるのですぐに見分けがつく。この丸みのある葉の「ジシバリ」は、滅多に見かけられない。
ジシバリの花

ジシバリの葉

希望ガ丘西ゲート付近にある山上ダムは、多くのコガモが越冬し、何となく騒々しい。4月8日、妙に静かであった。数匹のカイツブリと一匹の鵜、そして遠くにあのアヒルらしき姿だけだった。 ここをよく歩いているにも拘わらず、コガモが居なくなったことに長らく気付かなかったのです。
→ アヒルの独り言
私のフィールドと称して希望ガ丘へ行っていたが、最近、近江富士(三上山)の裾野を一周することが多くなった。この結果、北線324号道路の左側歩道から右側歩道に変更してしまった。この左右の違いで、山上ダムを眺めるこが無くなり、「コガモが何時飛び去ったのか」分らなくなっていた。
コガモは、春を感じ取ったのであろう、どこかに行ってしまった。ある日、突然、一斉に飛び去るように思われるが、そうでない。以前、数匹の一集団のみが幼い雛を囲んでここに留まっていたことがあった。そして、いつの間にか居なくなった。この事から、グループ別に雛の育ち具合によって飛び立たつ時期を決めているようだ。
さて、桜も咲き、めっきり春らしくなり、ウォーキング最中、「スミレ」がやたらと目に付いた。小生、スミレと言えば、紫色と決め付けていた。山友達に言われました「『スミレ』は、山地、里山など広く見られるが、仲間も多い」と…。このことを想い出し、早速、希望ガ丘へスミレ探しに出かけた。以前山野草の見方として「花も大事だが、葉のつくりであり、形、つき方を良く観察すること」とアドバイスをもらっていたので、観点も少し変えて赴いた。
従来は、自分の記憶しているスミレのイメージに照らし合わせて一致していればスミレと判断していた。ところが、細かく観察すると違いがあるのです。同一品種に拘わらず、色んな種類が自生しているのに驚いた…。小生にとっては、新しい発見であった。
イメージにある代表的なスミレは、濃紅紫で、葉はすらっとしたへら形で、いかにも品のある姿をしています。もっとも多く見かけるスミレです。
スミレ(北線324号道路銅鐸博物館付近)

スミレの花のつくりをよく観察すると、上に2枚の花びらがあり、下にくちびる状の花びら、左右に1枚ずつで合計5枚です。
くちびる状の花びらは、ほかの花弁と比べてひときわ派手な色をしており、昆虫を呼び寄せ、着地しやすい構造を持っていた。この構造は、ラン科植物と似ており、昆虫により受粉させるしたたかな植物です。
花は、淡紫色です。葉は心形で、縁にギザギザがあり、上図と全く違っていましたが、これもスミレの仲間です。
タチツボスミレ(北線324号道路のイチョウ並木が始まる所)
この種類を見つけたのは、富波甲の大塚山古墳であった。濃紅紫色のスミレと花・葉は同じ形です。しかし、花の色が、白色でわずかに紫状があった。スミレの仲間の名前を調べると、どうもアリアケスミレと呼ばれているようです。
アリアケスミレ(富波甲の大塚山古墳)
それにしても、スミレは、なぜ道路沿いの路肩で、コンクリートの割れ目に咲いているのか。「窮屈な割れ目では、水分も少なく、夏場の照り返しの強い厳しい場所をあえて選ばなくても」と考えてしまいます。スミレがこのような場所で多く見かけることは、むしろ、生育する上で都合がよい所なのでしょう。人間の尺度では、計り知れない自然の摂理があるのでしょう。
一歩でも近づくため、彼らの目線では、どのような風景になっているのか、ローアングルの写真を撮ってみました。
僅か2~3時間のスミレ探索でありましたが、希望ガ丘へのウォーキングルートに置けるスミレの自生分布は、以下のようになります。
①スミレ 希望ガ丘西ゲート入口付近
②タチツボスミレ 北線324号道路の銅鐸博物館と希望ガ丘西ゲート間の中央付近
③アリアケスミレ 富波甲の大塚山古墳から野洲図書館
とりあえず、現在分ったことは、これだけです。今後、追ってみます。
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→ アヒルの独り言
私のフィールドと称して希望ガ丘へ行っていたが、最近、近江富士(三上山)の裾野を一周することが多くなった。この結果、北線324号道路の左側歩道から右側歩道に変更してしまった。この左右の違いで、山上ダムを眺めるこが無くなり、「コガモが何時飛び去ったのか」分らなくなっていた。
コガモは、春を感じ取ったのであろう、どこかに行ってしまった。ある日、突然、一斉に飛び去るように思われるが、そうでない。以前、数匹の一集団のみが幼い雛を囲んでここに留まっていたことがあった。そして、いつの間にか居なくなった。この事から、グループ別に雛の育ち具合によって飛び立たつ時期を決めているようだ。
さて、桜も咲き、めっきり春らしくなり、ウォーキング最中、「スミレ」がやたらと目に付いた。小生、スミレと言えば、紫色と決め付けていた。山友達に言われました「『スミレ』は、山地、里山など広く見られるが、仲間も多い」と…。このことを想い出し、早速、希望ガ丘へスミレ探しに出かけた。以前山野草の見方として「花も大事だが、葉のつくりであり、形、つき方を良く観察すること」とアドバイスをもらっていたので、観点も少し変えて赴いた。
従来は、自分の記憶しているスミレのイメージに照らし合わせて一致していればスミレと判断していた。ところが、細かく観察すると違いがあるのです。同一品種に拘わらず、色んな種類が自生しているのに驚いた…。小生にとっては、新しい発見であった。
イメージにある代表的なスミレは、濃紅紫で、葉はすらっとしたへら形で、いかにも品のある姿をしています。もっとも多く見かけるスミレです。
スミレ(北線324号道路銅鐸博物館付近)

スミレの花のつくりをよく観察すると、上に2枚の花びらがあり、下にくちびる状の花びら、左右に1枚ずつで合計5枚です。
くちびる状の花びらは、ほかの花弁と比べてひときわ派手な色をしており、昆虫を呼び寄せ、着地しやすい構造を持っていた。この構造は、ラン科植物と似ており、昆虫により受粉させるしたたかな植物です。
花は、淡紫色です。葉は心形で、縁にギザギザがあり、上図と全く違っていましたが、これもスミレの仲間です。
タチツボスミレ(北線324号道路のイチョウ並木が始まる所)

この種類を見つけたのは、富波甲の大塚山古墳であった。濃紅紫色のスミレと花・葉は同じ形です。しかし、花の色が、白色でわずかに紫状があった。スミレの仲間の名前を調べると、どうもアリアケスミレと呼ばれているようです。
アリアケスミレ(富波甲の大塚山古墳)

それにしても、スミレは、なぜ道路沿いの路肩で、コンクリートの割れ目に咲いているのか。「窮屈な割れ目では、水分も少なく、夏場の照り返しの強い厳しい場所をあえて選ばなくても」と考えてしまいます。スミレがこのような場所で多く見かけることは、むしろ、生育する上で都合がよい所なのでしょう。人間の尺度では、計り知れない自然の摂理があるのでしょう。
一歩でも近づくため、彼らの目線では、どのような風景になっているのか、ローアングルの写真を撮ってみました。
僅か2~3時間のスミレ探索でありましたが、希望ガ丘へのウォーキングルートに置けるスミレの自生分布は、以下のようになります。
①スミレ 希望ガ丘西ゲート入口付近
②タチツボスミレ 北線324号道路の銅鐸博物館と希望ガ丘西ゲート間の中央付近
③アリアケスミレ 富波甲の大塚山古墳から野洲図書館
とりあえず、現在分ったことは、これだけです。今後、追ってみます。
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