2011年09月28日    フウロの咲く伊吹山

 フウロの咲く伊吹山
 9月末、家内と伊吹山へいきました。山は冷たいガスが覆い冬仕度となり、咲き誇っていた山野草は、醜く枯れていました。

 枯れ草の下に、可憐なフウロが、力強く命をつないでいました。

この花の写真を観て友人Tは、
「伊吹にはハクサンフウロ、イブキフウロがありますが、はなびらの形からハクサンフウロだと思います」との返事。

フウロの咲く伊吹山 

 「生けとし生きるもの」には限りがあります。山野草は1年足らず、人間も死んでいきます。
地球にも寿命があります。その時期を今から約10億年後といわれています。宇宙はかつて永遠のもの考えられていましたが、いまでは、宇宙の加速膨張の発見から、永久不滅ではなさそうです。

いったい、「存在」とは「無」とは何なんだろう。






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Posted by nonio at 10:42 │Comments( 5 ) 山野草
この記事へのコメント
自然体さん

有難う御座います。よく分らないまま綴っています。
Posted by noniononio at 2011年09月29日 22:24
そうとは知らず、言葉のイメージだけで書き込みしてしまい、申し訳ありませんでした。哲学的思考や深い思索とは無縁の生き方をしてきたものですから・・・。
それにしても、nonioさんのブログは、自然、歴史をはじめ、山頭火、みすず、サルトルなど人文、哲学まで幅広いジャンルに触れることができ、刺激的です。
Posted by 自然体 at 2011年09月29日 11:24
自然体さん

貴方が言う通りそうですね。私はジャン=ポール・サルトルの「存在と無」を何回も読みました。だが、理解できていませんが、この意味合いも含めています。
Posted by noniononio at 2011年09月28日 17:27
ヒトから見れば、存在とはあるがままの姿、無とは我をなくす、として、天意により与えられた個性を生かしながら、我欲を少なくするよう努め天地自然に調和した生き方をすることでしょうか。
Posted by 自然体 at 2011年09月28日 12:43
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