2008年12月18日    ブロッコリーの”しゅん”

ブロッコリー

 周年、ブロッコリーが食べられる世の中になり、「旬」とは、無縁になってきました。

 しかし、「旬」の野菜は本当に「美味しいー」ものです。旬とは、たったの10日間しか食材に与えられていない時間を指します。その10日間の最も成熟したものを頂くのだからこそ、美味しいのです。(上・中・下旬の各10日間を指し、”しゅん”)
また、この何気なく”いただく”と言う意味は、「植物の命を頂く」ことです。植物の命をもらって我々は、活きていることも忘れてはなりません。 
 お金を出して野菜を購入していては、「旬のものをありがたく頂く」という感謝の気持ちも持てないでしょう。自ら、植物の気持ちを多少とも理解しながら育てる内に判ってくるものです。

 四季の移り変わりにしたがって、植物は、発芽から始まって生長・開花・結実のサイクルをこなして、次世代に繋いでいっています。
植物にとっては、太陽光線と水と炭酸ガスをもとに光合成反応を行い生長していきます。この太陽光線は、四季によって大幅に変わっていくことを、植物は知っているのです。
人も、一年を通じて自然のリズムである四季に身体も同調してリズムを 刻んでいるのですが、そのことを知らしてくれるのが植物です。

自然と人間が共生、共存すると言うことは、簡単に言えば、自然のリズムで得られた野菜をいただき、その「旬」を理解することでしょう。

 ブロッコリーは、緑黄色野菜でカロテンをたくさん含み、2~3房食べると一日に必要なビタミンCが摂取でき、他に鉄やカルシウム、カリウム、リンも他の野菜と比べて多く含まれていますので、毎年、作っています。 野生種の”ケール”の改良品として、キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・芽キャベツなども栽培していましたが、現在では、キャベツ・ブロッコリーのみ作っています。
それも、種子は、購入するのでなく、花を咲かして結実させたものから、ブロッコリーを栽培しています。種から育ててもさほど手間もかからなく育ちます。ただ、ひとつのこだわりは、種撒きの時期です。

 一般には、7月播種し、11~12月収穫ですが、やはり害虫が少なくなってきた9月中旬、自宅でポットに播種し、10月上旬定植しました。収穫は、来年以降になります。ブロッコリーの仲間であるキャベツも同様に、越冬させ来年以降の収穫予定です。冬場は、害虫で心配することも無く安心して生長させることが出来ます。

   ブロッコリー 花蕾まだ        キャベツ結球しはじめ
ブロッコリーの”しゅん”   ブロッコリーの”しゅん”

 今年の初採りのブロッコリーは、たまたま、こぼれ種から何本かの苗が育った内、徒長気味の1本でした。生命力があり、力強く生き延びてきたブロッコリーでもあったので、大切に育て上げました。 種から育つ苗は、ほんの僅かです。従いまして、チャンスを与えてやりました。

             栽培中のブロッコリー
ブロッコリーの”しゅん”緑色のモコモコは花蕾(つぼみ)です。つぼみは、密集していて、硬く締まっています。僅かに紫色がかってきていますが、霜が降り、甘みが増してきました。











ブロッコリーの”しゅん”
下の写真の右側は、栽培したもの、左側は、購入したものを比べてみました。外見上では、あまり差が見られませんね!












では、下の写真をそれぞれクリックしてください。

栽培したもの             市販していたもの(産地不明)
ブロッコリーの”しゅん”    ブロッコリーの”しゅん”
拡大写真をみれば、一目瞭然でしょう。 つぼみがすでに黄色に!

フードマイレージ(続き読むをクリック)  
        



































 店頭に並ぶブロッコリーは、地場で取れたものもありますが、アメリカからの輸入品が相当なウエイトを占めています。 
ブロッコリーは、1970年代になって食卓にのぼるようになり、その後、緑黄色野菜として注目されると、どんどん入荷が増えました。最近、店頭には、アメリカのカリフォルニア産ブロッコリーが並んでいます。
 日本へ船便で20日以上かけて送られてくるアメリカ産のブロッコリーは、氷詰めで輸送すると、緑色が保てる冷蔵技術が進み、外見上では、国内産と変わらない状態です
 しかし、野菜は、収穫から日が経つとビタミン
Cがどんどん失われます。また、甘味は、輸入品と比較すると8割になると言われています。「輸入品食品Q&A100より」

 このようにしてまで輸送されてくることが問題です。…最近良く耳にするようになった“フードマイレージ”。
食べ物(food)の走行距離(mileage)のことを指します。 当然、遠いところから運ばれて来るとマイレージは高くなります。 つまり、環境に負荷をかけているということが問題視されています。
そこで、食物が運ばれてくるときに、どのくらいフードマイレージ(距離)がかかっているか 
近江のブロッコリーでは、20~50km以内   
輸入(アメリカ・カリフォルニアー大阪)では、約9000km
 お金のことを考えたらみんなカリフォルニア産のブロッコリーについ手がいってしまう。だけど、これを選ぶことによって地球環境が悪くなり、地球温暖化が促進されることを念頭において地場産を購入すべきです。距離を考えるとばかげた話ですね。
やはり、自ら栽培すべきかなー。








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Posted by nonio at 20:24 │Comments( 1 ) 家庭菜園
この記事へのコメント
こんばんは~!!
先日はコメントありがとうございました。
食品に詳しくとても勉強になります。
nonioさんは何種類もの野菜 上手に作られています。
年中ありますから、野菜の旬をはっきり言える人は少ないでしょうね!!
Posted by パルパル at 2008年12月18日 21:59
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