2017年12月14日 初雪の徳山ダム
写真家O氏の案内の下、揖斐川上流に建設された総貯水量日本一を誇る徳山ダム湖に赴いた。ここは観光客が訪れるより、写真愛好家がやってくる、とっておきの場所。
紅葉を迎えた徳山ダムは、どこを切り取っても画になるところ。何処が撮影ポイントになるかわからないまま、ダムの一番奥のトンネル工事を行っているとこまでやってきた。ダム湖の最深部から撮影ポイントを求め、徳山会館まで行ったり来たり。何百枚ものシャッターを切った。
一夜明け、雪が降ったのであろう徳山ダムの光景が一変していた。ここにあるのは、茫々たる光景に静けさと澄み切った空気だけ。
徳山ダムの建設により、「466戸・522世帯(約1,500名)全村水没」という事態に至った。かつて人々の生活の場所を示す本郷地区家並図の石碑の前には、なみなみと湛える湖水が広がっていた。木々の立ち枯れている姿が何とも虚しい。いずれ全てが水没するだろう。
人気のしない寒々したダムの一番奥のトンネル工事場で、ふと、私の目に留まったのが、「 地図に残る仕事」の表示板だった。
何気ない言葉だが、人気のない山奥で力強く働いている建設屋たちの気迫漂う決意と言うか、万感の誇りが感じられシャッターを切った。
紅葉を迎えた徳山ダムは、どこを切り取っても画になるところ。何処が撮影ポイントになるかわからないまま、ダムの一番奥のトンネル工事を行っているとこまでやってきた。ダム湖の最深部から撮影ポイントを求め、徳山会館まで行ったり来たり。何百枚ものシャッターを切った。
一夜明け、雪が降ったのであろう徳山ダムの光景が一変していた。ここにあるのは、茫々たる光景に静けさと澄み切った空気だけ。
徳山ダムの建設により、「466戸・522世帯(約1,500名)全村水没」という事態に至った。かつて人々の生活の場所を示す本郷地区家並図の石碑の前には、なみなみと湛える湖水が広がっていた。木々の立ち枯れている姿が何とも虚しい。いずれ全てが水没するだろう。
人気のしない寒々したダムの一番奥のトンネル工事場で、ふと、私の目に留まったのが、「 地図に残る仕事」の表示板だった。
何気ない言葉だが、人気のない山奥で力強く働いている建設屋たちの気迫漂う決意と言うか、万感の誇りが感じられシャッターを切った。
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