2017年11月13日 草紅葉が高島市平池!
家族旅行村ビラデスト今津には、自生しているカキツバタの ウォッチング や高島トレイルの峰々の登山口でもあり、度々訪れている。
先日、「高島市今津町深清水の平池の草紅葉が見どころだ」、とフリーカメラマン大久保勝利氏から聞いた。平池の浮島に、初夏カキツバタが咲くことは知っていたが、秋の訪れを知らせる草紅葉(くさもみじ)が色づくとは初耳だった。
この辺り一帯は、高木のスギ林に囲まれ冷気が漂い、精霊の存在すら感じさせられるところ。とりわけ、平池の成り立ちに興味があった。
石田川・百瀬川が上流の河川を自分のものにしょうとして、互いに争った。この争奪において、かつて石田川の源流だった河川を百瀬川にとられてしまった。
その結果、上流を失くした石田川は、土砂を運べず埋積し、現在の湿原台地を造ることとなった。このようにして南北に細長く、周囲が約500mの浅い水をたたえた平池が出来上がったといわれている少し不憫な池である。
家内を連れて出かけた。
「草紅葉(くさもみじ)は、もみじみたいな形をした草、が紅く染まるの・・・・・」と尋ねてきた。「草紅葉」と言う言葉に違和感を持ったようだ。
紅葉(もみじ)は、特定の樹木の名を指すものではなく、漢字が示す通り、葉が紅く染まると言う意味合いであると説明すると、理解したようで、「黄金色に輝く草の紅葉(こうよう)を見てみたい」と呟いていた。
山に囲まれた平池には、常時微風が吹き込んでくるのか、水面がさざ波立っていた。
突如、風を感じなくなった瞬間だった。止水したみなもに鮮やかな赤色が浮かび上がり、木々も映り込んだ。
この寸刻を見逃さず、画を切りとった。
しばらくして、頬に風を感じた途端、波長の短いさざ波に景色が水中に没していった。
「『真』を『写す』から写真と言うのだネ」と分かったような分からないことを言っていた。
一回目訪れたのは平池の草紅葉を、2回目は平池を通り処女池まで行って、紅葉を満喫した。



先日、「高島市今津町深清水の平池の草紅葉が見どころだ」、とフリーカメラマン大久保勝利氏から聞いた。平池の浮島に、初夏カキツバタが咲くことは知っていたが、秋の訪れを知らせる草紅葉(くさもみじ)が色づくとは初耳だった。
この辺り一帯は、高木のスギ林に囲まれ冷気が漂い、精霊の存在すら感じさせられるところ。とりわけ、平池の成り立ちに興味があった。
石田川・百瀬川が上流の河川を自分のものにしょうとして、互いに争った。この争奪において、かつて石田川の源流だった河川を百瀬川にとられてしまった。
その結果、上流を失くした石田川は、土砂を運べず埋積し、現在の湿原台地を造ることとなった。このようにして南北に細長く、周囲が約500mの浅い水をたたえた平池が出来上がったといわれている少し不憫な池である。
家内を連れて出かけた。
「草紅葉(くさもみじ)は、もみじみたいな形をした草、が紅く染まるの・・・・・」と尋ねてきた。「草紅葉」と言う言葉に違和感を持ったようだ。
紅葉(もみじ)は、特定の樹木の名を指すものではなく、漢字が示す通り、葉が紅く染まると言う意味合いであると説明すると、理解したようで、「黄金色に輝く草の紅葉(こうよう)を見てみたい」と呟いていた。
山に囲まれた平池には、常時微風が吹き込んでくるのか、水面がさざ波立っていた。
突如、風を感じなくなった瞬間だった。止水したみなもに鮮やかな赤色が浮かび上がり、木々も映り込んだ。
この寸刻を見逃さず、画を切りとった。
しばらくして、頬に風を感じた途端、波長の短いさざ波に景色が水中に没していった。
「『真』を『写す』から写真と言うのだネ」と分かったような分からないことを言っていた。
一回目訪れたのは平池の草紅葉を、2回目は平池を通り処女池まで行って、紅葉を満喫した。



Posted by
nonio
at
08:06
│Comments(
0
) │
滋賀を歩く
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。