2009年05月23日   図書館等休館新型インフルエンザ

 新型インフルエンザ感染が多発した兵庫・大阪で新たな感染確認者が21日以降、減少傾向になっている。学校の一斉休校などの対策が功を奏して感染拡大を食い止める効果があったと分析されている。なぜなら、近畿の感染者の内、10代が84%占め、若年層を中心とした感染状況がはっきりしてきたからだ。一方、嘉田知事は、滋賀県内全域で実施している県立学校の休校や「封じ込め対象地域」の感染拡大防止措置を27日以降解除する方針を決めた。-讀賣新聞-

 
 野洲図書館に行ったところ、5月21日(木)~26日(火)臨時休館の表示板が立て掛けられていた。調べ物もできず、返却書籍をポストに投函。
 
 小生が出入りしている野洲健康福祉センターでも、同様に臨時休館の看板が立て掛けられていた。入口に消毒用のスプレーが置いてあり、手に吹きかけて、初めて入館が許可された。館内の職員の方は、無論、顔一杯のマスクをかけ完全防備体制が敷かれていた。ところで、1957年以前に生まれた中高年層は、インフルエンザにさらされ自然免疫がそなわっていると米疾病対策センターが発表している。心のなかでは、ここを出入りするのは、小生と同じ年輩の方々が多いのにそこまで…と思った。だが、小生が逆の立場であれば、同じような方策を取っていたかもしれないし、違った方策を取ったかもしれない。
 ただ、問題は、処置をしたことで、これを免罪符としないでと言いたい。

 滋賀県の6市の小,中学校・幼稚園・保育園・図書館などの公共施設は、休業及び休館されている。

滋賀県内で20日に男子大学生(23)の新型インフルエンザ感染を確認後、22日現在まで発生していない現況を「どのように考えるか」である。あくまで、県立学校の休校や「封じ込め対象地域」の感染拡大防止措置は、インフルエンザの感染拡大を初期段階で食い止めるための手段であることを忘れないでほしい。

 感染患者が圧倒的に多いのにも拘わらず、大阪では、新型インフルエンザ感染が初期段階でなく、収束段階と分析した。つまり、休校は有効な手段でないとの判断が下された。その結果、感染者の多い学校を除き25日から授業を再開するダイナミックな方針を決めている。


 
  



Posted by nonio at 19:12Comments(1)気になるニュ-ス