2011年06月11日 №10高島トレイル縦走踏破(乗鞍岳~黒河峠)
日付:4月29日(金)
山名:高島トレイル(乗鞍岳~黒河峠)
コースタイム:
愛発越(あらちこえ)9:00 乗鞍岳11:20 芦原岳13:10
黒河峠 15:20
今回第10回目高島トレイル(愛発越~黒河峠)が記念すべき最終高島トレイルとなった。イチゴ谷山が中央分水嶺・高島トレイルのきっかけになった。朽木の三国山から出発して愛発越(あらちごえ)まで80kmに及ぶ山旅となった。踏破した実距離は、毎回縦走路まで駆け登り、また麓まで下山しているので、3割増し以上。年月にして3年かかりだ。
達成してしまうと、何か言いたいようで、何も言いたくない状態に陥るものだ。それでいて、辿ってきた景観が走馬灯のように駆け巡り、何を語ればよいのか落ち着かない。
”おぼしき事言はぬは腹ふくるるわざ”となり、結局選んだのがこの1枚の写真。駒が岳(高島)の蔓が巻きついたミズナラの樹 ←クリック
計画してくれた山の親友S氏には感謝している。以下に縦走してきた記録を整理した。
イチゴ谷山・経ヶ岳・三国岳の山々の自然と暮らし
三国峠から桑原まで高島トレイル
第2回目高島トレイル(根来峠~三国峠)
第4回目高島トレイル(行者山~駒ヶ岳)
第5回目高島トレイルでやまひる(角川集落~桜峠)
第6回目高島トレイル(石田ダム~三重嶽)
第7回目高島トレイル近江坂・大御影山
№8高島トレイル(寒風~家族旅行村ビラデスト今津)
№9高島トレイル(三国山~赤坂山)
第10回目高島トレイル(愛発越~黒河峠)
残念だが、第3回目根来~百里ヶ岳は都合により参加していない。
さて、滋賀県と福井県の県境である国境からスタートし、乗鞍岳を越えて黒河峠(くろことうげ)までを目指した。今回最終回であり、滋賀県にある乗鞍岳と言う名前からして、さぞかし素晴らしいところと期待した。だけど、電力供給用鉄塔が我慢ならないほど傍若無人に林立し、景観がぶち壊だ。
ブナ林の林床には、イワカガミをはじめとして山野草が残雪を避けるようにあっちこっちに咲き始めていた。若いうぐいすが「ホーホケキョ」には程遠く「ホーホー・・・ケキョ」ともどかしく、まだまだメスを魅了するに至っていない。この未熟な鳴き声が巨像のような人工物に占領された深い森に響き渡っていた。うぐいすにとっては、この巨大な異物も分けへだてなく自然の創造物としての住みかとして辺りを飛び回り、さえずっていた。その事が、小生にとっては、より一層むなしく哀れに思えた。
福井県嶺南地域(敦賀市、小浜市、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町)には、原子力発電所14基、火力発電所2基が立地し、県内で発電された電気の大部分は関西方面に送電され、関西地区で消費される電気の約5割は、本県の原子力発電所から供給されており、これだけ原発が集中しているところは全国でここだけだ。そして、発電された電力は莫大な費用をかけて鉄塔や送電線を設置している。それも、人目に付かない滋賀と福井の県境の野坂山地を越えて何本もの送電ラインがあった。搦谷越から行者山の途中、粟柄峠、乗鞍岳~黒河峠。
一層のこと、地方に犠牲を強いるのでなく、ノンフィクション作家広瀬隆氏の危険な話「大阪(東京)に原発を!」ではないかと思った。


出発点は、愛発越。ここは、7世紀半、近江国と越前国の国境に置かれた関所。東海道の鈴鹿関と 東山道の不破関とともに三関の1つで、現在、北陸への入口の国道161号である。愛発越の関跡は明らかではないが、敦賀市南部の旧愛発村付近と考えられる。
国境スキー場の登山口が分らず、スキー場のゲレンデを進むことになり、いきなりの急傾斜の直登となった。ぶな林を通り過ぎ、北尾根から乗鞍岳山頂を目指した。2ツの電波塔の脇を通過し、周囲が刈り込んだ送電線鉄塔へ出て、芦原岳の到着。ここから送電線巡視路となり長い階段道を下っていくと猿ヶ馬場のブナ林へ。林道が越える黒河峠に着いた。後は白谷まで林道歩き。


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山名:高島トレイル(乗鞍岳~黒河峠)
コースタイム:
愛発越(あらちこえ)9:00 乗鞍岳11:20 芦原岳13:10
黒河峠 15:20
今回第10回目高島トレイル(愛発越~黒河峠)が記念すべき最終高島トレイルとなった。イチゴ谷山が中央分水嶺・高島トレイルのきっかけになった。朽木の三国山から出発して愛発越(あらちごえ)まで80kmに及ぶ山旅となった。踏破した実距離は、毎回縦走路まで駆け登り、また麓まで下山しているので、3割増し以上。年月にして3年かかりだ。
達成してしまうと、何か言いたいようで、何も言いたくない状態に陥るものだ。それでいて、辿ってきた景観が走馬灯のように駆け巡り、何を語ればよいのか落ち着かない。
”おぼしき事言はぬは腹ふくるるわざ”となり、結局選んだのがこの1枚の写真。駒が岳(高島)の蔓が巻きついたミズナラの樹 ←クリック
計画してくれた山の親友S氏には感謝している。以下に縦走してきた記録を整理した。
イチゴ谷山・経ヶ岳・三国岳の山々の自然と暮らし
三国峠から桑原まで高島トレイル
第2回目高島トレイル(根来峠~三国峠)
第4回目高島トレイル(行者山~駒ヶ岳)
第5回目高島トレイルでやまひる(角川集落~桜峠)
第6回目高島トレイル(石田ダム~三重嶽)
第7回目高島トレイル近江坂・大御影山
№8高島トレイル(寒風~家族旅行村ビラデスト今津)
№9高島トレイル(三国山~赤坂山)
第10回目高島トレイル(愛発越~黒河峠)
残念だが、第3回目根来~百里ヶ岳は都合により参加していない。
さて、滋賀県と福井県の県境である国境からスタートし、乗鞍岳を越えて黒河峠(くろことうげ)までを目指した。今回最終回であり、滋賀県にある乗鞍岳と言う名前からして、さぞかし素晴らしいところと期待した。だけど、電力供給用鉄塔が我慢ならないほど傍若無人に林立し、景観がぶち壊だ。
ブナ林の林床には、イワカガミをはじめとして山野草が残雪を避けるようにあっちこっちに咲き始めていた。若いうぐいすが「ホーホケキョ」には程遠く「ホーホー・・・ケキョ」ともどかしく、まだまだメスを魅了するに至っていない。この未熟な鳴き声が巨像のような人工物に占領された深い森に響き渡っていた。うぐいすにとっては、この巨大な異物も分けへだてなく自然の創造物としての住みかとして辺りを飛び回り、さえずっていた。その事が、小生にとっては、より一層むなしく哀れに思えた。
福井県嶺南地域(敦賀市、小浜市、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町)には、原子力発電所14基、火力発電所2基が立地し、県内で発電された電気の大部分は関西方面に送電され、関西地区で消費される電気の約5割は、本県の原子力発電所から供給されており、これだけ原発が集中しているところは全国でここだけだ。そして、発電された電力は莫大な費用をかけて鉄塔や送電線を設置している。それも、人目に付かない滋賀と福井の県境の野坂山地を越えて何本もの送電ラインがあった。搦谷越から行者山の途中、粟柄峠、乗鞍岳~黒河峠。
一層のこと、地方に犠牲を強いるのでなく、ノンフィクション作家広瀬隆氏の危険な話「大阪(東京)に原発を!」ではないかと思った。



国境スキー場の登山口が分らず、スキー場のゲレンデを進むことになり、いきなりの急傾斜の直登となった。ぶな林を通り過ぎ、北尾根から乗鞍岳山頂を目指した。2ツの電波塔の脇を通過し、周囲が刈り込んだ送電線鉄塔へ出て、芦原岳の到着。ここから送電線巡視路となり長い階段道を下っていくと猿ヶ馬場のブナ林へ。林道が越える黒河峠に着いた。後は白谷まで林道歩き。


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nonio
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高島トレイル
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