2019年11月21日    畑の害虫に異変

   野菜作りは、植物の生長を通して自然との一体感を得られ、何よりも、四季の移ろいをしっかりと感受できる。そういうことで、止めることもなく、何十年も続けているのかもしれない。
 野菜作りをすると判ることだが、害虫とのおつきあいでもある。葉っぱは穴があいたり、果実は完熟するとかじられたり、これからだと思っている矢先に茎が立ち枯れたりする。 
 ところで、店頭に並ぶ野菜は、立派できれいだ。
作ろうと思えば、せっせと農薬をまき、化学肥料をふんだんに施肥すればいい。そんなもの食べたいと思うかなぁ~どくろ

 サツマイモと云えば、“鳴門金時”と言われる。“安納いも”は焼き芋屋さんがもっぱら扱っていると聞いてから、これを育てている。
今年のさつま芋の出来が悪かった。いくらか野鼠にもっていかれたが、まともなものは数本だけ。いつも出合うおばさんの畑でも「今年は余りとれないネ」といっていた。

 最近、何かおかしい・・・・・。
白菜の大敵の「シンくい虫」。中心の新芽を食い荒らしてしまい、どうしょうもない。だから、葉っぱが巻きだし始めた頃に、手でつまみだすのだが、今年全くいなかった。
 玉ねぎのベト病だが、どこかの畑で発生すると、カビの胞子が風などで飛んで、瞬く間に蔓延してしまうのである。枯れ始めた葉っぱは除去するが、手のほどこしようがない。この状態が最近4~5年続いていたのだが、昨年、ぴたりとなくなった。

 田畑の害虫は縄文時代の終わりから弥生時代からずっと続いている嫌な存在ではある。が、内心は強い嫌悪感を持っているわけでもない。自然界の同じ生き物である。 単なる偶然かもしれないが、最近の地球環境の変化に戸惑っているのであろうかiconN05

いつもは、干し芋をつくるのだが、あまりにも少ないので、「芋けんぴ」に挑戦してみた。美味しかったけど、パリパリ感が不足・・・・一工夫が必要だ。

畑の害虫に異変
畑の害虫に異変畑の害虫に異変
 



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Posted by nonio at 11:19 │Comments( 0 ) 四季
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