2017年03月06日    愛嬌あるヌートリアでも害獣/琵琶湖の内湖にて

 
 春めき温かくなった日、琵琶湖の周辺の内湖を散策していた。枯れた葦が茂っている水辺からカサコソと音がした。ふと眺めると、動いているものを見つけたので、近寄ってみると、ずんぐりとした愛嬌のあるヌートリアだった。以前、単身赴任していた岡山で、この小動物に何回も出会っていたので、それ程驚きも感動もなかった。

 日中は巣穴で休息していることが多く、見かけることがすくないのだが、よほど腹が減っていたのであろう。緑色の茎を選んで食べていた。好んで、水生植物の葉や地下茎を食べるようだ。

兎に角、近づいても逃げない。

 でも、写真機をあまり近づけると、「ぷい」と横を向き、じっとしてしまう。微動だにせず死んだふりをして、同色の枯れた葦に身を隠しているつもりなのであろう。
私も、写真機を持ったまま、押し殺していると、外敵が去ったと思うのかどうかわからないが、瑞々しい茎を探しては、グイグイと食べ始めた。
再び、物音に気付くと、横を向き、眼を閉じるようなしぐさで、動かなくなった。
ひとしきり食べると、そそくさと水辺にもどり、姿を消していった。

 この間、私を威嚇して襲ってくるしぐさもしない、おとなしい小動物であった。

 ところで、滋賀県内で、ヌートリアは水辺植物の葉・茎・根等を食べ、農作物では水稲の苗の食害があり、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」の特定外来生物に指定されている。

 ヌートリアは、自分の意志で日本に来たのでなく、人によって連れてこられ、増えすぎ害獣となった。人を主体とした害獣と言う言葉は、なんだろう・・・・・・・?

 夫婦中もほどほどに・・・。子供を増やさないことを祈るだけだ。

愛嬌あるヌートリアでも害獣/琵琶湖の内湖にて
愛嬌あるヌートリアでも害獣/琵琶湖の内湖にて
愛嬌あるヌートリアでも害獣/琵琶湖の内湖にて



タグ :ヌートリア

同じカテゴリー(滋賀を歩く)の記事画像
琵琶湖の鳥たちとの出会い/浮御堂
薹の文字から見るフキノトウ
「新春の光を追いかけて――比叡山と三上山の風景から」
四つ葉のクローバーが教えてくれたこと
水位の低下が紡ぐ琵琶湖の幻の道
三上山でホトトギスとの出会い
同じカテゴリー(滋賀を歩く)の記事
 琵琶湖の鳥たちとの出会い/浮御堂 (2025-03-30 17:24)
 薹の文字から見るフキノトウ (2025-03-24 18:23)
 「新春の光を追いかけて――比叡山と三上山の風景から」 (2025-01-30 18:36)
 四つ葉のクローバーが教えてくれたこと (2024-06-18 07:17)
 水位の低下が紡ぐ琵琶湖の幻の道 (2023-12-28 03:47)
 三上山でホトトギスとの出会い (2023-11-17 09:38)


Posted by nonio at 04:45 │Comments( 0 ) 滋賀を歩く 四季
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。