2016年02月26日    ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに

 
 
山名     :ポンポン山(765.2m)
日時     :27年12月13日
コースタイム:高槻駅バス停 8:55 神峰山寺9:25 本山寺駐車場10:20 
         本山寺10:40 山頂12:45 釈迦岳13:15 善峰寺14:10
    
 大阪府高槻市と京都府京都市にまたがるポンポン山(765.2m)は、関西100名山に選ばれ、ハイカーに良く知られた山である。 江戸時代までは加茂勢(かもせ)山とも呼ばれていたが、今ではこの山をそう呼んでいる人は見かけない。

 この「ポンポン」とは、子供が「お腹がポンポンや」と言うことでもなさそうである。無造作に言葉が「ポンポン」と出てくると言う意味でもなく、「跳ねる音」の擬音語を指しているのであろう。頂上に近づくにつれて足音がポンポンと響くことから、通称ポンポン山と呼ばれているようである。
一度聞くと忘れられない「ポンポン山」という愛称で呼ばれている山なので、兎に角、一度は登っておきたいと思っていた。本当に山頂付近を歩くとポンポンと言うのだろうか。それを確かめに行った。

 最も人気にある本山寺から善峰寺へ貫けるコースを辿った。JR高槻駅北側のバス停から原立石で下車し、多くのハイカーに混じって竹林沿いに登って行くと程なく神峰山寺。更に先へと進み、本山寺駐車場で一息。「本山寺」と山頂のほぼ中間地点にある高槻の古木天狗杉を通り、多少のアップダウンを繰り返しながら、道なりに進んで行き、木段を登り切ると突然視野が開けた。 途中、驚いたことに熊出没注意の看板が何か所もあった。

ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに

ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに
ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに

 ポンポン山の山頂は予想以上に広く、あちらこちらで、子供ずれの家族も多く見られた。丁度正午となっていたので、我々も、お弁当を開いた。

 ここに来て是非やっておかないといけないことがあった。
ポンポン山の名称の由来となっているところが、どこなのか、きょろきょろしていると、

何回も足を運んでいるのであろう、年配の女性が、地べたを手製の杖で叩いていた。人だかりになっていた。
早速、食事もほどほどに、ストックを持って出向いていった。ある一角だけ音の響きが異なるところがあった。何回やってみても、ストックに伝わってくるポンポンとした感触がちがっていた。

 一層人が集まってきた。地下に鍾乳洞があり音が響いている、あるいは山の地層の一部に空洞があるのでは・・・・・空洞がある埋蔵品があるなど好き勝手に諸説を言い合っていた。

やはりポンポンと鳴るところがあった。

物好きな台湾人レポーターKINIが実際にポンポン山に来て、鳴る音を取材している。

ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに
 帰路は、釈迦岳から善峰寺へと向かった。

 ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに ポンポン山の「ポンポン音」を確かめに




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Posted by nonio at 14:27 │Comments( 0 ) 近隣の山
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