こぶら返り防止のクエン酸

nonio

2009年10月21日 08:35

 私は、日頃よく歩いて脚力が衰えないように鍛えているのですが、登山、ウオーキングにおいて、それぞれ一定の歩数を超えると途端に「足がつったり、けいれん」を起こします。つまり、「こむら返り」です。「こむら、こぶら」とは「ふくらはぎ」の意味で、ふくらはぎの筋肉がひっくり返ったような感じから名付けられた。関西の人には、「こむら返り」より「こぶら返り」と言った方がよく通じます。登山する人は、「足がつった」とも言います。

 山仲間では、この言葉は滅多に口にしません。なぜなら、筋力が、か弱いことを他人に知られたくないのです。黙ってこらえてしまうのです。激痛が走ります。皆さんも経験があるでしょう。声も出せないほど辛いものです。

 辛抱しながら誰にも悟られないように足を一歩踏み出します。これで動けなくなるのではないかと、不安を抱きながらの一歩です。そんなことを繰り返しながら何とか治してしまうのです。殆どの場合、痛みが消えてしまいます。だが、筋肉疲労の限界を超えてくると再発することもあります。起きる場所はふくらはぎで、次に土踏でも起こります。そして両太ももで起これば最悪です。こうなると歩行困難に陥ります。
 
 普通、筋肉は全体が同じように伸び縮みしますが、こぶら返りは、筋肉が縮んで伸びなくなった状態のことです。縮みっぱなしになると神経を圧迫し、激痛が走るのです。原因の第一にあげられるのは、脱水状態になると、末梢にいく血液の循環が低下し、縮んだ筋肉をもとに戻すのに必要な物質が供給されなくなるのです。つまり、筋肉疲労で、筋肉が疲れ過ぎてうまく神経系統との連携がとれなくなるらしい。いずれにしても、この「こぶら返り」のメカニズムはいまだにはっきりしたことが、分かっていないらしい。

 今まで、「こぶら返り」がおきそうだな…と思ったときには、「梅干」をほおばりました。「片足の場合には、ひとつ。両足の場合はふたつ」と言われています。しかし、最近ハチミツや酸味料使っている“うめぼし”ではどうかな。やはり昔ながらの塩味の利いた”梅干”でなければ利かないかもしれません。
これで切り抜けたこともありましたが、利かない時もありました。いずれにしても、その効果は、もうひとつハッキリしていません。

 屋外活動をする時には、女子ゴルファーの横峯さくらがCMしているサロメチールを常時携帯しています。時々出発前に、サロメチールを太ももからふくろはぎにかけて塗り込みます。サリチル酸メチルの特有の芳香があり、スッキリした匂いで気分もさわやかになります。広告では、運動前にも使用するようになっています。 ところが、どうもサロメチールは、筋肉を酷使した後に消炎鎮痛剤として使う方が適しているようです。
 ハードな運動のあと、風呂場で足を伸ばしてマッサージをしながら入浴し、その後、温めてよくもみほぐして血行をよくしてからサロメチールを塗布すると抜群の消炎効果があるように思います。

 そのほか、ふくろはぎに粘着性布伸縮包帯をテーピングする応急処置する方法もあります。かかとから膝辺りまで、足首の角度はアキレス腱を伸ばした状態にして貼り付けるのですが、どうも歩きにくい。 

 いずれにしてもこれらの方法は、「こぶら返り」を起こした後処置です。「こぶら返り」を起こらないようにと積極的な未然処置がないのか、その方策を探していました。

 5月2日「こぶら返り原因と対策」を放映され、その時がやってきた。私は、「こぶら返り」で辛い目に遭っているので、食い入るようにNHK総合TV「解体新ショー」を見入りました。

三洋電機のラグビーチームは、3年前まで下位に甘んじていた。前半リードしていても、後半に選手が足をつり逆転負けしていたのです。チームドクターは試合前にバナナを食べさせたり、糖分の補給まで考えました。あるとき、陸上選手が足つり対策としてクエン酸を愛用していると聞き、さっそく選手に飲ませました。すると、こむら返りを起こす選手が激減、試合終了まで前半と同様に活躍できるようになりました。そしてついに2008年3月、日本一に輝いたのです」

  クエン酸が、「こぶら返り」の予防に利くことが判り、これだと、思った。
 山仲間がクエン酸を含有している分包を500mlの水に溶かし込み、飲料水にしていることを知った。1袋当たりクエン酸3750mg含有も含んでいました。クエン酸以外にも…アミノ酸にBCAA、クレアチン、カテキンのほか、各種成分がアスリートのスペシャルドリンク用に調合されています。

 現在、特にハードな登山の時には、大量の汗をかきます。水分と体液濃度を整えるために飲用しています。実感として、今のところ、かなり効果があるようです。限界歩数をかなり超えても「こぶら返り」が起こらなくなり大変満足しています。

 話が変りますが、最近、ランニングを日課にする人が増えています。基礎体力づくりや、体形維持など様々だが、きつい運動には、適度な栄養補給が必要になってきます。継続的に練習を続けるには、体調の維持や、速やかな疲労回復が不可欠で、プロ選手だけでなくアマチュアの間でもサプリメントが愛好されているようです。


ランナー向けサプリメント(栄養補助食品)として次の4社が紹介されていました。参考にしてください。


明治製菓ザバス(明治製菓) http://www.meiji.co.jp/standardloginform/DoLogin?S=16

パワープロダクション(江崎グリコ) http://www.glico.co.jp/info/pwr_pro/

ウィダー(森永製菓) http://www.weider-jp.com/index.html

アミノバイタル(味の素)  http://www.aminovital.com/


 明治製菓ザバス担当の八木沢博正さんによると、ランナー向けのサプリ商品は〈1〉体を作るプロテイン(たんぱく質)系〈2〉アミノ酸に代表されるコンディション系〈3〉エネルギー補給系――の三つに大別される。
 「プロテイン系」は、走ることでダメージを受けた筋肉に対し、効率良くたんぱく質を補給し、筋力強化をサポートできる。摂取するタイミングは一般的に、たんぱく質を吸収しやすい運動直後が向いている。粉末状で水や牛乳で溶かして飲むタイプが多い。

 「コンディション系」は、主に疲労などで弱った体調の回復をサポートするタイプが多い。代表格はアミノ酸を含んだもので、体内で合成できないタイプのアミノ酸をサプリメントとして補給すれば、疲労や筋肉痛からの回復を助ける効果が期待できる。

 糖質を補給するエネルギー補給系は、走行中などに摂取することで失われた体内のエネルギー源を速やかに補充するのに適している。

 この分類で区別しにくいタイプの商品もあり、自分自身の体力や体調を見極めた上で、販売店員に相談してみるのも良い。(2009年10月12日 読売新聞)

 


 


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