柔和な滋賀里の大仏

nonio

2015年11月25日 16:54

 
 「滋賀県にもちょっとした大きさの大仏さんがある」と聞き、滋賀里を訪ねてみた。「志賀の大仏」と呼ばれている。

 京都と近江を最短につなぐ旧山中越(志賀の山越)の途中に鎮座されていた。当時、この道は多くの人や物の往来があり、峠の道中の安全を守る道祖神として、高さ3.2mの大仏がつくられた。13世紀頃の作といわれている。

  一度訪れてみては。
当時は賑わっていたが、今では人の気配もない、とても静かなところ。じっくりと眺めてみると、一番多く礼拝されている見慣れた阿弥陀如来坐像の大仏さん。直ぐに親しみが湧き、とてもやさしい顔つきであった。

 滋賀県大津市滋賀里町甲 京阪滋賀里駅より山手に向かって歩いて20分。滋賀里駅は、京阪電気鉄道石山坂本線の駅。











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