希望が丘ショウジョバカマ
2010年4月17日(土)「希望が岡を歩こうハイキング」に参加した。今年の第1回目天山からサイドタウンに一旦抜け、荒川沿いに登り希望の橋を経由して笹尾が岳などの南稜を辿るコースであった。
ショウジョバカマは4月10日(土)、呉枯ノ峰に行った際、伊香高校裏の水道タンクから尾根筋に何本も咲いていたけれど、全く興味もなかった。が、今回、希望が丘のエリア内で見つけたのは、大発見であった。場所は、荒川沿いの「希望橋」下の林道のガレ場である。群生とまでいかないが、かなりの本数に花をつけていた。
12日、同場所に「いそいそ」と行き、じっくりと花を観ようと思った。花の命は短いもので、殆ど花は萎れていた。かろうじて2~3本赤い花をつけていた。この花の色は、開花後淡紅色であるが、一時的に力を振り絞って赤色に変化する。この花は色が変わっていくのが、おもしろい。
開花後、花が赤くなるので、能の猩々(しょうじょう)に見立ててこの名前が付けられている。
何れにしても、あれほど咲き誇っていたのに、1日間があくだけで、色だけでなく姿までかわってしまう…。
希望が丘に出入りしていると、予想だにしない山野草に出会うことがある。それも滅多に出会わないのが真によい。出会った山野草を一覧表にするのもよいが、頭の中で、あれこれと花姿・咲いているところなど記憶を手繰ることの方がもっと楽しい。
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