真冬蓬莱山のお地蔵さん

nonio

2010年01月21日 12:17

 
 1月19日(火)真冬だが、ぽかぽか陽気に誘われて、比良山の「お地蔵さん」に会いに出かけました。
地蔵さんとは言わずに尊敬語「お」を付けて「お地蔵さん」と言うとしっくりします。身近におられる仏様なのですが、そう呼ばせるのは、「地蔵菩薩」と言う正式名称があるからでしょう。

 比良山系の縦走路には、お地蔵さんが多く見受けられます。西岸に連なる比良連峰は、平安時代中期以降、天台僧(てんだいそう)の修行の場でした。この様子を江戸時代には「比叡山三千坊(ひえいざんさんぜんぼう)、比良山七百坊(ひらさんななひゃくぼう)」と表現されています。このような関係で、お地蔵さんが点在しているのでしょう。
 
 蓬莱山(1174m)から小女郎峠に行く途中で、「ぽつんと」お地蔵さんが鎮座されていました。石仏には赤い衣をつけて私を迎えてくださった。この前掛けには「比良修験道」と書いてあった。最近では、比良修験道の行者さんには滅多に見かけませんが、現在でも信仰されていることがうかがい知れます。


 蓬莱山(1174m)の南斜面には、一列に九体のお地蔵さんが並んでおられました。何時もは揃って赤い前掛けをしていますが、いくらか風雪に飛ばされたのでしょう。この頂上近くまでリフトでやってきたスキー客で賑わい若者同士の甲高い話し声で喧騒としていましたが、ここまで登り切ったここは、物音もしない静寂そのものだった。





  

 


関連記事