伊吹山麓に咲いたアズマイチゲ
2月中ごろあれだけ真っ白だった伊吹山もすでに雪も融け、地肌が見えてきました。その山麓には、可憐な山野草が咲き始めていました。
滋賀県米原市で開催される「セツブンソウふれあい祭り」には、かなり辺鄙な里山にも拘わらず、大勢の人が押し寄せてきていました。昨年、3月17日では、セツブンソウが盛りでしたが、今年、同じ日であったが、もう終わりを告げていました。一週間ほど早まったようです。
伊吹山の裾の沿いの大久保集落より、少し奥に足を延ばすと下板並集落があります。ここまでくると、人出もまばらになり、ゆったりと坂道を上っていきました。小川のある土手に次の出番は私と言わんばかりに「アズマイチゲ」が咲いていました。漢字で「東一華」と書くそうです。あずまとは東の国を指し、「一華」とは一本の茎に一輪の花が咲いていることらしい。
ゆったりとした時間を過ごしました。
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