ヤマシャクヤク
美人の形容に「立てば芍薬(シャクヤク),座れば牡丹,歩く姿は百合の花」というのがありますね。立てば芍薬の花は、花ビラが多数ある豪華なシャクヤクの花を見立てたものですが、ヤマシャクヤクは、この中国から渡来したシャクヤクに葉とつぼみが似ていることや、ヤマに自生していることから「ヤマシャクヤク」と呼ばれるようになったと言われています。
現在、我が家の庭には、シャクヤクが咲いています。赤味かかったピンク色は最盛期を過ぎていますが、白色は、今が盛りです。
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我が家シャクヤク1 我が家シャクヤク2
ヤマシャクヤクは、派手なシャクヤクと比べ、一重の花弁しかないとても清楚な花です。開いてしまうとすぐ散ってしまいます。したがって、見られるタイミングが中々少ないのです。5月9日、花は少し傷んでいたが、見られたのは幸いでした。
白色のヤマシャクヤク
白色のヤマシャクヤクと紅色のベニバナヤマシャクヤクがありますが、峰床山の伊賀谷の沢で見つけました。奈良県の観音峰にはベニバナヤマシャクヤクが自生していますので、機会があれば探しに行きたいと考えています。
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