宇治は茶所、茶は政所
日本コバ登山の下山時、つづら折れの道が終わるや否や、いきなり民家の裏手に出た。
そこには、滋賀県指定自然記念の案内板があり、樹齢三百年の政所の茶樹(まんどころのちゃじゅ)に出くわした。
政所地図
この政所(川西)集落の名前もさることながら、かやぶき屋根のある情景が気になり、妻を誘った。
滋賀県 琵琶湖の東部、山間にある「政所(まんどころ)」は、鈴鹿山脈を源流とする愛知川沿いに走る八風街道から、多賀永源寺線に少し入った寒村である。御池川の深い渓谷添いのあちこちの狭隘な土地で細々と無農薬栽培している茶どころである。
『宇治は茶所、茶は政所』と詠われ、室町時代から受け継がれた栽培法を、今も変わることなく守っている政所茶の産地。
三重との県境の水の恵みと霧がお茶栽培に良いことから始まったとされている。
樹齢三百年の政所の茶樹(まんどころのちゃじゅ)
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案内板 政所茶
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