名無き路傍の花
12月4日、希望が丘に行く途中、全く民家が無い田んぼの畦道で、鮮やかな橙色の花を見つけた。
初冬に入ると野草は、冬仕度となります。殺風景な中で、一段とこの花は映えていました。花の名前は、分からなかったが多分、花壇に植えてあった花が野生化したのでしょう。
花の名前は、A花。
この路傍の花を半月ほど追ってみました。
12月4日
12月4日
翌日、天気も悪く、行かなかった。
6日、風が冷たいが、日が射し、前山並みの後ろに近江富士が見えます。A花は、1日中閉じてつぼみ。
12月6日
12月6日午後
10日、温かくなり、A花は、開花。
13日、太陽が昇り、生命力溢れる完全開花。しかし、昼過ぎには、寒くなり、
花びらをすぼめた。
12月13日午前
12月13日午後
これ以降、A花は、開花することが無かった。
18日、曇天の中、茎が曲がり始め、哀れを感じる。
12月18日
太陽が一杯受けているが、花ビラを支える”がく”が変色。
12月20日
今日は冬至。一年の内、太陽がが最も短い日であるが、A花に関係が無くなった。
遂に、花びらが朽ち落ちてしまった。
12月21日
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