寒風山ラッセル不能撤退
日付 2009年1月11日(日)
コースタイム マキノ高原 10:00出発 P562m展望台12:45~13:30 下山 14:35
1月9日暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第2号が発令され、同じく、滋賀県気象情報でも、大雪と風雪に関する予報がなされた。天候が回復することを期待して、M氏主催の登山に出発した。
当日、マキノに向かう国道161号線は、前日の大雪で風景は、様変わりしていた。堅田を過ぎると益々積雪量が増えて家々も雪に埋まり、あっちこっちでの道路では、除雪作業が行われていた。
マキノ高原・西山林道出合・寒風(850m余)経由で大谷山(813.9m)を目指した。昨日から降った雪は、尋常な積雪量ではない。辺りは、灰色一色である。マキノ高原から北に進めば、赤坂山になるので、西に進んだ。出足は雪が、踏み固められていた。それは、僅かであった。
一旦、山道に入ると、腰までのラッセルに悩まされ、一歩踏み出すと足の付け根までめりこむ。
2基のリフトの間を通り抜けリフトの先端に来るまで約1時間のアルバイトを強いられた。やっと森林帯に辿り着き、「西山林道出合」に着く。表示盤が雪に埋まっていたので掘り起こした。西山林道出合・寒風3.5 ㎞の表示があった。
さらに、雪と格闘し、トップ5人の体力の限界に近づいていた。12時45分、P562m展望台に到着、ここで、時間切れとなった。
無積雪の場合では、マキノ高原を出発してP562m展望台まで、約1時間程度に対して、約3時間を要した。
下山は、トレースが出来ているので一挙に下っていった。午後からは天気が回復し、琵琶湖の眺望・乗鞍岳を見ながら雪と親しんだ。
森林地帯手前のラッセル
一瞬晴れ間の寒風山の遠望
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表示盤 ラッセル後トレース p562m 琵琶湖の眺望
獣の足跡 乗鞍岳
琵琶湖の眺望
大雪と風雪に関する滋賀県気象情報 第1号
平成21年1月9日17時40分 彦根地方気象台発表
(見出し)
滋賀県では、9日夜から10日にかけて、冬型の気圧配置が強まリ、北部で
は大雪となるおそれがあります。また、琵琶湖と北部の琵琶湖を除く地域で
は、雪を伴った北西の風がやや強くなる見込みです。
(本文)
9日夜から10日にかけて近畿地方の上空約5500メートルに氷点下3
0度以下の寒気が流れ込んでくる見込みです。
このため、滋賀県では冬型の気圧配置が強まり、北部では10日にかけて
大雪となるおそれがあります。また、南部の平野部でも積雪となる所がある
でしょう。雪による交通障害などに注意して下さい。
琵琶湖と北部の琵琶湖を除く地域では、9日夜遅くから雪を伴った北西の
風がやや強くなる見込みです。
また、大気の状態が不安定となるため、落雷や突風にも注意が必要です。
[雪の予想]
10日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で
湖北 :30センチ 近江西部:30センチ
湖東 :30センチ 近江南部:2センチ
東近江:20センチ 甲賀 :8センチ
[風の予想]
10日にかけて、予想される最大風速は、
北部の琵琶湖を除く地域 12メートル
北部の琵琶湖 14メートル
南部の琵琶湖 12メートル
[防災上の留意事項]
路面凍結や積雪による交通障害、強風、雪による視程障害
着雪、落雷、突風。
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