滋賀を歩こう

魅せられた世界4ホトトギス

2008年11月21日

 日付 2008年11月13日(木)
名前  ホトトギス
いきさつ・場所

 最近、比良山系に入った際、何回もホトトギスの花に出遇っています。日当たりの悪い所に多く見かけるといわれていますが、登山路の脇にでも咲いていました。花弁がどちらにも反らず、垂直にすっと開いていました。この姿から山路ホトトギスだと思いました。
ところが、その都度、写真がペンボケ、花弁が虫食いなどの理由で、写真を手に入れることができませんでした。

 このようなことを妻に話したところ「庭に植えてあるホトトギスが、今咲いているよ」と教えてくれたので、早速、写真にしたためました。

 この花の仲間は、数多くあります。東アジアに、ホトトギスは約20種知られています。その内、日本には約10種が自生しており、古くから園芸植物として愛培されてきました。花の咲き方の向きであったり、花柄、など色々な品種を栽培する愛好家がおられます。
 庭のホトトギス1は、色々調べた結果、タイワン・沖縄の原産ホトトギスを元親とし日本原種のホトトギスの交雑種されたと思われます。そして、ホトトギス2は、花びらの傾きから判断して所謂日本のホトトギスを栽培されたものと思います。

 成長した花は、確かに艶やかではありますが、山で見かけたものとは、少し違うようです。自生している花は、素朴な姿の中に美しさがありました。来年は、自生しているホトトギス画像を是が非でも撮りたいと思っています

花の特徴
 
 名前の和名は、花びらの紫色の斑点が鳥のホトトギスの腹の模様に似ているところに由来します。属名の(トリルキルティス)はギリシア語のtreis(3つの)とkyrtos(突き出した)を組み合わせた造語で「3つの距」という意味です。花の基部に3つの距ができるところから付けられました。どこが雄しべで雌しべはどこか分かりにくいですが、3ツに分かれた花柱がめしべで、横に6ツのおしべからなっています。

それにしも、ホトトギスは、派手な色合いといい、めしべが3ツに割れた複雑な構造には、恐れいりました。 この花は、遠くから眺めているほうがよさそうだ。


       タイワン・沖縄の原産ホトトギスを元親とし日本産ホトトギスの交雑種
                  


                    所謂ホトトギス


魅せられた小世界3 キッコウハグマ

2008年11月19日

日付 11月11日(火)
名前 キッコウハグマ(亀甲白熊) 
いきさつ・場所
  希望が丘の「かえでの森」の紅葉を観賞するため、中央道路を登っていきました。「かえでの森」近くの薄暗い日陰のなった脇道で、草丈25cm程度の長い茎に可憐な白い小花が4~5ケ咲いていました。よく観察すると3つの花が集まって15枚の花びらになっていました。

 すらっと伸びた清楚な花瓶を持つ、この花がなぜか気になり、図書館の山野草書籍から「カシワバハグマ」に似ていることまで突き詰めたが、それ以上分からなかった。その後、どうしても、名前を知りたいので、撮ってきた写真を持ち歩いていたところ、友達から「キッコウハグマ」と教えてくれました。

 和名は、葉の形が五角形で亀の甲に似ていることから亀甲(キッコウ)、花の形が白熊(ハグマ)と言う払子(獣毛や麻などを束ねて柄をつけたもの。もとインドで蚊・ハエやちりを払うのに用いた)に似ていることから、この名前がつけられたらしい。

 この花の開花は、9~10月頃で、11月は、時期的には遅すぎで、花の”しゅん”を過ぎていました。
場所は、はっきりと覚えているので、来年は、もっと良い画像を撮りたいと思っています。いずれにしても、ひとつひとつ、貴重な野草が自生している場所を見つけていきたいと思っています。



              キッコウハグマ(亀甲白熊) 

魅せられた小世界2 せんぶり

2008年11月19日

日付 10月25日(土)
名前 センブリ
いきさつ・場所

 第3回目四季ハイキングが開催されました。コースとして天山頂上に登り、第三見晴岩を通過し、南ゲートに向いました。殆ど誰も踏み入らない場所に迷い込んでしまった。

この時、清水が湧き出る湿地帯に ”せんぶり”が、かなりの数が生息し、花が咲いているところを発見しました。

 センブリは、この名の通り「千回振出してもまだ苦い」ということから「千振」と書きます。そして、最も苦い生薬(ハーブ)と言われ、胃腸の薬草でもあります。この薬効が発見されて、3千年とも4千年ともいわれ、現在もなお変わることなく、利用されています。

 煎じまたは粉末にして薬用にしたため、今では、誰も踏み込まないヒッソリとした場所でしか見ることができません。
根ごと採取せず、種子の散布が終わったあとに採取してもらいたい。効き目には変わりがないので。

花の特徴

 葉は対になって生え、長さ2~3㎝の細く、しばしば淡紫色を帯びていました。花冠は5枚の花びらが深く切れ込み、1cmほどの小さな花で、白い花びらに薄紫色の条線が見えます。裏面は紫色を帯びていました。


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                    センブリの花1
                     センブリの花2


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魅せられた小世界1 アケボノ草

2008年11月14日

日付  11月3日(月)

名前  アケボノ草

場所
 高畑山(773m)は鈴鹿峠の西側にあり、鈴鹿の主要な山とは外れた場所にあります。高畑山を登り、更に、溝干山・坂下峠へと足を延ばしました。ここまで踏み込むとあまり人が立ち入らないところです。
 従いまして、荒らされることなく自然がそのまま残されています。そこで、アケボノ草を見つけました。
あまり日が差し込まない、湧き水のある湿地帯に3本生息していました。後日、再び周辺をこまなく調べてみましたが、この3本だけでした。

以前から探していた花です。探すと中々見つからないものですね。やっと見つけた感じです。


2008.11.11紅葉 031 
                                         アケボノ草    
花の特徴
 この花は、一見何気ない白い花で、見過ごしてしまいますが、花弁をじっくりと覗き込むと、
10~15mmの魅せられた世界があります。

 花冠の各裂片に黄緑色の2ツの斑点と端の部分に濃い緑色の点
があります。なぜか魅せられる不思議な花です。よく見れば見るほどこの花ほど不思議な模様を持つ花は、他にはみられないものです。
名前の由来は、花冠の黄緑色の2ツを山に見たてて、その先にある濃い緑色の点々を夜明けの星空をイメージして、あけぼの(曙)草と名づけられと言われています。また、黄緑色の2点は蜜腺で、濃い緑色の点々は蜜腺の位置を知らせるガイドマークとも言われています。

花びらは5枚が一般的ですが、4枚そして6枚もありました。

   
                花びら4枚のアケボノ草

    
                 花びら6枚のアケボノ草
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紅葉真っ只中

2008年11月10日

11月10日
希望が丘「かえでの森」は、紅葉真っ只中。
かえでが3000本植えられています。毎年、紅葉を楽しんでいます。


               「かえでの森」手前の自転車道路沿いの紅葉

 
               日本庭園の紅葉

              日本庭園から少し進んだ所の紅葉(気に入っている所)
 
              中央道路の紅葉


Posted by nonio at 20:27 Comments( 2 ) TrackBack( 0 ) 四季